電波の道
電波の道とは、いわゆる「光の道」に対する疑義と共に提唱されている、(光通信よりもむしろ)無線通信によって本格的なブロードバンドを実現するべきとする構想のことである。
電波の道は、経済学者でありアルファブロガーでもある池田信夫によって提唱された。総務省が「グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース」において言及した「光の道」は、全国全世帯に光ファイバーを接続しブロードバンド化を推進するという構想であるが、「電波の道」は、より低コストで実行速度が高い無線ブロードバンドインフラの構築を進めるべきだとする考え方である。
情報通信総合研究所の代表である平田正之は、光の道と電波の道を政策的に重畳して取り組むべきと唱える、固定回線である光ファイバーと移動体通信である携帯電話の融合が重要である、としている。
参照リンク
ブロードバンドは「光の道」より「電波の道」で - 池田信夫 - (アゴラ)
重層的な全国ブロードバンド計画を。―光の道と電波の道― - (情報通信総合研究所ニューズレター 2010年4月)
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