つくば市成立後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 15:15 UTC 版)
「谷田部 (つくば市)」の記事における「つくば市成立後」の解説
1987年のつくば市発足後に、町役場は対外的につくば市役所本庁舎(谷田部庁舎)となったが、市役所の機能は合併前の旧町村役場に振り分けられた。 つくば市成立以後は、つくば市の中心市街地はつくば駅やつくばセンターのある吾妻・竹園へ移り、葛城地区(研究学園など)で副都心の開発も始まり、谷田部の中心地としての機能は低下した。 2010年5月6日にはつくば市役所が研究学園(旧谷田部町)へ移り、つくば市役所谷田部庁舎は廃止され、新たにつくば市役所谷田部窓口センターが設置された。同年8月2日にはつくば市商工会がつくば市の大穂庁舎(つくば市筑穂)へ移転、翌2011年3月31日には同会谷田部支所が他の支所ともに廃止された。 2011年3月11日に発生した東日本大震災では、市民ホールやたべで地盤沈下による被害が出て入居していた谷田部窓口センターが機能しなくなるなど、谷田部でも大きな被害が出た。その後、窓口センターは同年7月1日に谷田部交流センター3階に移転、仮復旧した。市民ホールやたべ及び谷田部総合体育館の被災による使用不能は、市役所や商工会の移転、大型店の台頭によって減少傾向にあった、谷田部の商店街の来客数を更に減少させることとなった。2014年時点の商店数は33軒で、シャッターを下ろした店舗が目立ち、空き地や空き家も多くなっている。これに対してクリスマスイルミネーションの実施(2004年 - )、商店主らによる「谷田部タウンネット」の設立(2009年)、谷田部伊賀七音楽祭」の開催(2012年・2013年)などの活性化に向けた活動が展開されている。 2012年6月1日、谷田部の一部と隣接する上横場の一部より、台町一丁目から三丁目を新設した。
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