その他 応用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 13:56 UTC 版)
花火 花火は、火薬に金属塩や金属粉末を混合して燃焼させることで、その時に発する色や音、形を観賞するものであり、発射用と並んで火薬のもっとも古い使用法のひとつである。火薬をそのまま燃焼させるだけでは単色しか出ないが、火薬に炭酸ストロンチウム(紅色)や硫酸銅(青色)などを混ぜることで炎色反応により、様々な色で発光する。 「打ち上げ花火」の場合、上空に「玉」を打ち上げる際にも、筒にしかけられた黒色火薬を発射薬として用い玉を上空に打ち上げる。(これは、ほかの火薬類では感度が低すぎるうえ威力が高すぎ、適切な速度や威力を実現できないためである。) エンジンの起動用 航空用エンジンの起動用として瞬間的に大きな力を発生させるため、空包を利用した点火装置(コフマン・エンジンスターター)が開発された。 工業用途 金属容器などを作るとき、水中に爆薬を入れて爆発させて金型に押し付けるという方法がある。また、通常溶接できない2種類の金属を、爆薬の力でひとつにする接合させる爆発圧接もある。 発電 瞬間的な大電力を得る方法として爆薬発電機が開発されている。
※この「その他 応用」の解説は、「火薬」の解説の一部です。
「その他 応用」を含む「火薬」の記事については、「火薬」の概要を参照ください。
- その他応用のページへのリンク