その他の部品類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/28 21:30 UTC 版)
反動発生機構 次世代電動ガン特有の機構で、錘とそれを前後動させる装置からなる。錘が設置される場所はアッパーデッキ内(AK-74シリーズ)やバッファーチューブ内(M4シリーズ)等、機種によりさまざまである。この機構の分、次世代電動ガンはスタンダードタイプより消費電力が増加している。この機構について、東京マルイが「シュート&リコイルエンジン」として国際特許を取得しているため、ボルトエアソフトB4A1やKSC M4ERG等後発メーカー製品の機関部は、この特許を回避するように設計されている。 バッテリー 主にニッケル・カドミウム蓄電池やニッケル・水素蓄電池が利用される。二次電池であり、繰り返し充電して使用できるが、ニッケル水素バッテリーは専用の充電器、放電器を必要とする。かつてはトイテックのM134バルカン(2009年現在はクラフトアップルより発売)のように鉛蓄電池を使用したものもあった。サイズによってラージバッテリーとミニバッテリーに大別され、電動ガンに内蔵する場合、内部の収納スペースに合わせて選択される。汎用バッテリーとしては、リチウムイオン二次電池も、破裂防止用保護回路と共に実用化された。 ヒューズ 電動ガンの配線の中にあり、異常な電流が流れたときに切れることで電流を遮断する。スタンダードタイプでは通常15A用、次世代電動ガンでは20A用のガラス管ヒューズを使用するが、改造用として25Aなど、より大きな電流に耐えるものや平型ヒューズ等を用いることもある。 多弾数マガジン オプションパーツとして発売されている、より多くの弾を装填できる弾倉。ゼンマイなどの強制給弾機構を有している。2009年4月1日時点で多数の海外製が確認されている。 リアルカウントマガジン オプションパーツとして発売されている、実銃と同じ装弾数の弾倉。スターエアソフト製品のような専用設計のものは、大量に携帯することを考慮し安価・軽量に作られている。次世代電動ガンM4/SCARシリーズ用の通常型弾倉のように、装弾数の切替機構を持ち、通常型弾倉としてもリアルカウントマガジンとしても使えるものもある。
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