機構について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/14 00:25 UTC 版)
「ワインディングマシーン」の記事における「機構について」の解説
ワインディングマシーンは腕時計を継続的に回転またはスイングさせるという機構上、必ず1台以上のモーターを内蔵している。モーターはほとんどの場合直流モーター(主に永久磁石界磁形整流子電動機)を使用しているが、ごく稀に交流モーター(正確には交流同期電動機(シンクロナスモーター))を使用するモデルもある。なお、セイコーのAGS[要曖昧さ回避]またはキネティックと呼ばれる発電機構を搭載したムーブメントは、内部の発電ローターの回転速度をある程度高くする必要があるため、回転方式のワインディングマシーンでは巻き上げ(正確には充電)が不可能である。一方、スイング方式のワインディングマシーンでは充電が可能である。AGSおよびキネティック時計の充電にはセイコー社製の専用充電器を使うことがメーカーにより推奨されているが、2011年現在、すでに販売は終了している。この充電器は、本体上の決まった位置に指示どおりの向きでAGSおよびキネティックの時計を置くと充電されるというものである。
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