その他の富山県の稚児舞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/23 20:40 UTC 版)
「越中の稚児舞」の記事における「その他の富山県の稚児舞」の解説
雄山神社前立社壇の稚児舞 - 中新川郡立山町岩峅寺(いわくらじ) 雄山神社前立社壇。毎年11月3日に行なわれる秋の例大祭で、上記と同様の稚児舞と「立山の舞(巫女舞)」が奉納される。1982年(昭和57年)11月27日に立山町指定文化財(指定名称は民俗芸能)に指定されている。 鹿島神社春季祭礼稚児舞 - 下新川郡朝日町宮崎 宮崎鹿島神社。毎年5月3日、4日に稚児舞と称する江戸時代から続く芸能であり、上記と異なり風流系と見られる。少年の舞と少女の舞(何れも袴を穿かない)があり、少女は一般的な振袖に手甲、脚絆姿に、手には日の丸扇子、頭に花笠を被り、少年は着流しの着物に伊達下がりの繻子奴風となる。豊漁や五穀豊穣、家内安全を願い2日間で約130軒の家庭を回る。1971年(昭和46年)9月14日に朝日町指定無形民俗文化財に指定されている。 これら上記5つの稚児舞は、いずれも2006年(平成18年)に、「とやまの文化財百選(とやまの祭り百選部門)」に選定されている。
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