その他の「発見」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/31 16:59 UTC 版)
「エピメテウス (衛星)」の記事における「その他の「発見」」の解説
1979年から1980年にかけて多数の土星の衛星の発見が国内外の天体観測者から報告されたが、そのうちの多くが後に同一の天体であることが判明している。エピメテウスもこの時期に複数回「発見」されている。1979年にはパイオニア11号の観測によって、エピメテウスだと思われる天体の2枚の写真が撮影され、S/1979 S 1 という仮符号が与えられている。ただし観測の不定性が大きく、信頼性の高い軌道を計算することはできなかった。また、エピメテウスと同一だろうという推測はされているものの、確定はしていない。 1980年2月26日にハワイ大学の Dale Cruikshank によって新しい衛星の発見が報告され、S/1980 S 3 という仮符号が与えられた。この衛星は後にリチャード・ウォーカーが発見した衛星と同一であることが確認されており、国際天文学連合の天体の命名に関するワーキンググループでは、Cruikshank もエピメテウスの発見者として扱われている。 その他にも、1980年のうちに S/1980 S 4、S/1980 S 5、S/1980 S 8、S/1980 S 11、S/1980 S 15、S/1980 S 16、S/1980 S 17、S/1980 S 19 の発見が報告されているが、これらは全てエピメテウスと同一の天体であることが判明している。
※この「その他の「発見」」の解説は、「エピメテウス (衛星)」の解説の一部です。
「その他の「発見」」を含む「エピメテウス (衛星)」の記事については、「エピメテウス (衛星)」の概要を参照ください。
- その他の「発見」のページへのリンク