じゅんかんがた‐しゃかい〔ジユンクワンがたシヤクワイ〕【循環型社会】
循環型社会(じゅんかんがたしゃかい)
高度経済成長を支えた大量生産・大量消費は、資源を大量に使い込む一方で、大量のゴミを排出した。このような使い捨て型の社会では、資源の枯渇が心配されると同時に、公害を発生させ、ゴミの処理に膨大な費用がかかるという事態になっている。
このため、資源を有効に使ったり、使えるものは処分せずにリサイクルするなど、なるべく環境に負担をかけない社会の実現を求める声が高まった。
これまでの間、ペットボトルの回収などを定めた「容器包装リサイクル法」や、冷蔵庫などのリサイクルを義務付ける「家電リサイクル法」が施行されている。また、「資源有効利用促進法」改正されたり、「グリーン購入法」が新設されたりと環境関連の立法がさかんである。
2000年 5月には、循環型社会の実現を目指す基本法も成立し、環境政策のあり方について、その方向性を定めている。
(2000.11.18更新)
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