じねちょう【ジネチョウ】(野菜)
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登録番号 | 第12067号 |
登録年月日 | 2004年 6月 4日 | |
農林水産植物の種類 | やまのいも | |
登録品種の名称及びその読み | じねちょう よみ:ジネチョウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 金印わさび株式会社 | |
品種登録者の住所 | 愛知県名古屋市中川区八幡本通2丁目61番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 八鍬利郎、原田隆、荒木肇、浅野裕司、小林國夫、杉浦雅二、深津寿也、水谷澄子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、青森県より導入した自然薯に北海道夕張市産のながいもを交配して育成されたものであり、葉は長心臓形で大きさは中、芋は長紡錘形で粘度が中の品種である。草勢は中、つるの巻性は右、断面の形は丸、色は暗赤紫である。葉の形は長心臓、大きさ、長さ及び幅は中、葉脚部の窪みの深さはかなり深、葉の肩張りは中、葉縁のくびれの程度は小、葉色はやや濃緑、葉脚部葉柄の着色は有、対生葉位は低である。むかごの着生程度は多、形状は球、大きさはやや小、色は褐である。芋の外皮色は褐、粗滑はやや粗、形は長紡錘、着生数は1、芋の長さは長、首部の長さは中である。髭根の多少は中、肉色は白、粗密はやや粗、粘度は中、変色性は弱、貯蔵性及び早晩性は中である。ながいも(北海道網走市栽培種)と比較して、葉縁のくびれの程度が小さいこと、粘度が強いこと等で、自然薯(愛知県額田町栽培種)と比較して、葉の形が長心臓であること、葉の肩張りが広いこと、芋の形が長紡錘であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和53年に北海道大学農学部附属農場(札幌市)において、青森県三戸郡五戸町より導入した自然薯に北海道夕張市より導入したながいもを交配して胚培養を行い、その中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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