少子化とは? わかりやすく解説

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少子化(しょうしか)

子どもの出生数出生率小さくなる現象

1950年に3.65であった合計特殊出生率は、1980年には1.75、1990年には1.54と低下している。<合計特殊出生率>とは、<1人女性生涯に産む子どもの数>のことである。最近では、1.38(1998年現在)まで下がっている。このまま少子化が進めばドイツの1.30、イタリアの1.19、という水準にも近づきる。

実際3歳ごとに区切って年齢別人口を見ると、15歳12歳409万人11歳9歳376万人8歳6歳358万人となる。子供の数は明らかに減少している。

少子化の原因として、女性晩婚化教育費増大シングル志向高まりなどが考えられている。特に、DINKS(Double Income No Kidsダブルインカム、ノーキッズ)のように、<共働き子供なし>のような家庭増えている。

人口水準維持するには<合計特殊出生率2.1>が必要である。日本はこれを大きく下回っており、人口はいづれ減少していくと予測される

これを何とかするため、子育て支援推進するエンゼルプラン>など、政治の面でも少子化対策進められている。具体的には、出産育児休業制度保育施設拡充などの対策各方面から提案されている。

(2000.05.07更新



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