しかず

デジタル大辞泉

しか◦ず【^▽如かず／^▽若かず／^▽及かず】

読み方：しかず

［連語］《動詞「し（如）く」の未然形＋打消しの助動詞「ず」》「…にしかず」「…にはしかず」の形で用いる。

１ 及ばない。かなわない。「百聞は一見に—◦ず」

２ …に越したことはない。…が最もよい。「三十六計逃げるに—◦ず」

日本語活用形辞書

しかず

カ行五段活用の動詞「しく」の未然形である「しか」に、打消の助動詞「ぬ」の連用形が付いた形。

終止形

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しかず

【文語】カ行四段活用の動詞「しく」の未然形である「しか」に、打消の助動詞「ず」が付いた形。

終止形

しく  » 「しく」の意味を調べる

如かず、敷かず

読み方：しかず

カ行五段活用の動詞「如く」「敷く」の未然形である「如か」「敷か」に、打消の助動詞「ぬ」の連用形が付いた形。

終止形

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頻かず

読み方：しかず

【文語】カ行四段活用の動詞「頻く」の未然形である「頻か」に、打消の助動詞「ず」が付いた形。

終止形

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名字辞典

志和

名字	読み方
志和	しかず、しわ

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

しかず

出典:『Wiktionary』 (2021/11/30 16:51 UTC 版)

語源

古典日本語「しかず」 < 「しく」（如く）の未然形 + 打消推量の助動詞「ず」

発音

• (東京) しか​ず [shìkáꜜzù] (中高型 – [2])
• (東京) しかず [shìkázú] (平板型 – [0])
• IPA^(?): [ɕika̠zɨᵝ]

複合助辞

しかず【如かず】

1. ～に及ばない。～に劣る。
   • 一利を興すは一害を除くに如かず。
   • 百聞は一見に如かず。
   • 過ぎたるは及ばざるに如かず。
2. ～に越したことはない。～するのがもっともよい。
   • 三十六計逃げるに如かず。

翻訳

• 英語: be inferior to; be worse than
• スペイン語: ser peor que
• ドイツ語: schlechter sein als

語源

「しく」（如く）の未然形 + 打消推量の助動詞「ず」

複合助辞

しかず【如かず・若かず・及かず】

1. ～に及（およ）ばない。～に越（こ）したことはない。

諸言語への影響

• 現代日本語: しかず

Weblio日本語例文用例辞書

「しかず」の例文・使い方・用例・文例

• 百聞は一見にしかず
• 百聞は一見にしかずですね。
• 《諺》 「百聞は一見にしかず」.
• 《諺》 見るほど確かなことはない, 見るまでは何とも言えない, 「百聞は一見にしかず」.
• 三十六計逃ぐるにしかず.
• 百聞は一見にしかず.
• 地の和は人の和にしかず
• 凡庸の説を吐くならばむしろ黙するにしかず
• 生きて恥をさらさんより死するにしかず
• 人もし誤り無きを保し難しとせば厳に失せんより寛に失するにしかず
• 人もし過ち無きを保し難しとせば寛大に失するにしかず
• 子に見ること親にしかず
• 病は未発に防ぐにしかず
• むしろ貧を楽しむにしかず
• 理想を実現することあたわずんば現実を理想化するにしかず