さだめ川とは? わかりやすく解説

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さだめ川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/26 07:31 UTC 版)

さだめ川
ちあきなおみシングル
初出アルバム『ゴールデン・スター・ワイド・デラックス』
B面 海郷
リリース
規格 7インチレコード
ジャンル 演歌
時間
レーベル 日本コロムビア
作詞 石本美由起
作曲 船村徹
チャート最高順位
ちあきなおみ シングル 年表
「恋慕夜曲」
(1975年)
さだめ川
(1975年)
「恋挽歌」
(1976年)
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さだめ川」(さだめがわ)は、1975年7月25日に発売されたちあきなおみのシングルである。

解説

それまで「四つのお願い」をはじめとするお色気アイドル路線や「喝采」をはじめとするドラマチック歌手として活動していた[独自研究?]ちあきが初めて演歌路線の楽曲を歌った。これには前作「恋慕夜曲」からちあきのプロデューサーに就任した中村一好(後に都はるみの公私にわたるパートナーになる)の影響があるといわれている[誰によって?]

作詞は石本美由起、作曲は船村徹。後にちあきの楽曲を数多く手がけ、ちあきの特集番組でも多くのコメントを残している[いつ?]船村が初めてちあきの楽曲の作曲を担当した。

ちあきは同年の『第26回NHK紅白歌合戦』で本楽曲を歌唱した。紅白のステージでは、作曲者の船村がギター演奏をした。

当時日本コロムビアに在籍していた飯塚恆雄によると、ディレクターと2人でちあきの楽屋を訪れた際に、「さだめ川をレコード化すれば10万枚を下回ることはない」、さらに「もし売れなかったら銀座を逆立ちして歩いてもいいよ」と言ってしまったという。結果的には、本曲の売上はなんとか10万枚を超えた[1]

収録曲

(全作詞:石本美由起、作曲・編曲:船村徹

  1. さだめ川 [3:46]
  2. 海郷 [3:48]

カバー

  • 細川たかし - 1986年、シングル。同年の『第37回NHK紅白歌合戦』でも歌唱された。
  • 三條正人 - 1986年、アルバム『三條正人全曲集』収録
  • 石川さゆり - 1992年、アルバム『特選集 石川さゆり/春夏秋秋』収録
  • 藤あや子 - 1993年、ライブアルバム『ファーストリサイタル〜より艶やかに』収録
  • 宮史郎 - 1998年、アルバム『酔町情話&ギタームード演歌』収録
  • 山内惠介 - 2001年、アルバム『女唄・名曲選』収録
  • 天童よしみ - 2009年、アルバム『天童節 昭和演歌名曲選 第十六集』収録
  • 岩本公水 - 2012年、アルバム『岩本公水 ベストセレクション2012』収録

脚注

  1. ^ 飯塚恆雄『ニッポンのうた漂流記 ロカビリーから美空ひばりまで』2004年、河出書房新社、254-255頁。ISBN 4-309-01659-6

関連項目




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