ごれいぜい‐てんのう〔‐テンワウ〕【後冷泉天皇】
後冷泉天皇
後朱雀天皇に譲位された際の遺詔を守り、異母弟の尊仁親王のちの後三条天皇を皇太弟とした。
外戚としての地位を守ろうとした藤原頼道は娘藤原寛子を入内させたが、ついに男子に恵まれないまま天皇は崩じ皇太弟である尊仁親王が即位した。
宇多天皇以来170年ぶりに藤原氏を外戚としない天皇が出現し、栄華を極めた藤原氏もこの頃になりようやく没落の影が忍びよってきた。
それは同時に次なる主人公をもとめた。
その主人公は、源氏・平氏に代表される「武士の時代」へと移っていくことになる。
第70代天皇 | |
天皇名 | 後冷泉天皇 |
読み方 | ごれいぜいてんのう |
名・諱等 | 親仁親王 |
読み方 | ちかひとしんのう |
時代区分 | 古代 |
天皇在位 | 1045年から1068年 |
生年 | 1025 |
没年 | 1068 |
父 | 後朱雀天皇 |
母 | 贈皇太后藤原嬉子 |
兄弟 | 尊仁親王 |
配偶者 | 藤原寛子 |
皇子女 | □□□ |
即位宮 | 平安京 |
天皇陵 | 圓敎寺陵 |
所在地 | 京都市右京区竜安寺朱山 |
後冷泉天皇 圓敎寺陵
(ごれいぜいてんのう えんきょうじのみささぎ)
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