この工法の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 03:44 UTC 版)
工場生産された高強度な木質接着パネルを組み立てて六面体の「箱」を作るという方法で筐体を組み立てる。木質パネルは角材を組み立てた枠の片面に構造用合板(5.5mm)を接着した片面パネルを使用している。また、一部に二階まで達する「通しパネル」と呼ばれる長尺のパネルを使用し、二階建ての建物の一階二階部分を一体のものとする構造を採用する場合がある。 通常規模の住宅の場合、2日程度で屋根まで完成させることができるため、天候による工程遅れの可能性が少ない(ただし、現在のプレハブ工法の場合、いずれの方法を用いても大差はない)。 片面パネルを採用することで、湿気に弱い断熱材の充填を屋根を葺いた後にできる利点がある(ただし、断熱材の充填などは、現場作業となる)。 よく似ている構法で比較されるミサワホームはあらかじめ工場で断熱材等も充填する両面パネル構法である。また、セキスイハイムの木造も片面パネルであるが、幅広の角材を使用した商品が主体(2×6)であり、工場で80%前後まで工事を終了させて現場に持ち込むユニット建築方式となっている。
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