こうびょうげんせい‐とりインフルエンザ〔カウビヤウゲンセイ‐〕【高病原性鳥インフルエンザ】
高病原性鳥インフルエンザ
強毒型の高病原性鳥インフルエンザウイルスによる感染では、感染した鶏の大半が死亡するなど大きな被害が出ますが、病原性が低いH5あるいはH7亜型感染の場合は、無症状あるいは軽い呼吸器症状や産卵率の低下を示す程度でとどまります。我が国の現状においては、高病原性鳥インフルエンザが、食品を介して人に感染する可能性はないものと考えられています。WHO(世界保健機関、5-(2)-1-2参照)によると、鳥インフルエンザウイルスは適切な加熱により死滅するとされており、一般的な方法として、食品の中心温度を70 ℃に達するよう加熱することが推奨されています。仮に、食品中にウイルスが存在したとしても、食品を十分に加熱調理して食べれば感染の心配はありません。
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