くうばく

実用日本語表現辞典

空幕

読み方：くうばく

「航空幕僚監部」の略称。防衛省において航空自衛隊の統括を行う特殊機関。

（2012年8月1日更新）

デジタル大辞泉

くう‐ばく【空幕】

読み方：くうばく

「航空幕僚監部」の略称。→幕僚監部

くう‐ばく【空漠】

読み方：くうばく

［ト・タル］［文］［形動タリ］

１ 果てしなく広いさま。茫漠(ぼうばく)。「—とした大洋」

２ 漠然としてとらえどころがないさま。「—とした不安」

［名・形動］

１ 1に同じ。

「此—の荒野(あらぬ)には、音信(おとずれ)も無し、影も無し」〈上田敏訳・海潮音〉

２ 2に同じ。

「如何に—なる主人でも」〈漱石・吾輩は猫である〉

くう‐ばく【空爆】

読み方：くうばく

［名］(スル)「空中爆撃」の略。

航空軍事用語辞典++

【空爆】(くうばく)

air strike（攻撃を受ける側からは"air laid"）
空からの地上に対する攻撃の総称。
類似の言葉に「爆撃」「空襲」「空撃」があり、公式文書等では「爆撃」が使用されることが多い。

攻撃を行った機体の種類（爆撃機・攻撃機・戦闘機（マルチロールファイター）・攻撃ヘリコプターなど）・使用兵装（爆弾・機関銃・空対地ミサイルなど）・任務の種類（近接航空支援・戦略爆撃・攻勢対航空作戦など）は問わない。

1991年の湾岸戦争以降、それまでの「爆撃」という表現に代わって、特にマスメディアで多用されるようになった。

「空爆」という表現が多用されるようになる前と、その後での空対地戦闘では多少の相違がある。
それは、従来のように多数の爆撃機を動員して行う大規模な絨毯爆撃が減り、これに代わって精密誘導兵器が登場したこと、巡航ミサイルによって、敵の対空火器が届かない遠距離から精密攻撃する作戦が増えたことなどであり、これらが「空爆」という表現につながった可能性がある。