かたまくとは? わかりやすく解説

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かた‐まく【片幕】

読み方:かたまく

能で、揚げ幕客席から見て向かって右側を、少し片寄せ出入りすること。囃子方(はやしかた)・後見(こうけん)・語り間(あい)などの登場退場用いる。→半幕本幕

歌舞伎劇場の舞台客席区切る幕の一つで、1枚の幕を一方から他方引いて開閉するもの。上方(かみがた)では中小芝居江戸で大芝居でも用いた。→本幕


かた‐ま・く【片設く】

読み方:かたまく

[動カ下二

ある季節や時をひたすら待つ。また、時が移ってその時期になる。近づく

鳴くも春—・けて」〈万・八三八

ひたすら心を向ける。傾注する

夏麻引(なつそび)く命—・け刈りもの心もしのに」〈万・三二五五〉


かたまく

出典:『Wiktionary』 (2020/06/11 06:29 UTC 版)

動詞

かたまく設く

  1. 上代語)その時期になる。
かたま-く 動詞活用日本語活用
カ行下二段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
かたま くる くれ けよ


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