おとしまえとは? わかりやすく解説

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おとし‐まえ〔‐まへ〕【落(と)し前】

読み方:おとしまえ

《もと、てき屋などの隠語もめごと後始末また、そのための金品。「けんかの—をつける」


おとしまえ

  1. 夜店商人が色々の口上後で最後に値段をつけて客に売り込まうとする口上。〔テ〕
  2. 解決口上がすんで愈々売る時。

分類 テキヤ露店商


オトシマヘ

読み方:おとしまえ

  1. 解決解決をつける。
  2. 〔的〕解決をつけること。
  3. 之は解決付けることで、商売がうまく行かぬ場合や、ネタ枯れ時には何等かの方法を以て自分其の場切り抜ける方法をとらねばならぬ、之をオトシマヘをつけると云ふ。
  4. 解決
  5. 解決前橋富良野

分類 ルンペン大阪、的、的屋香具師


落前

読み方:おとしまえ

  1. 露天商の「ころび」と称する商売にて、大声発し能書説明をして商品捌く時客の心を読んで値を適宜の所まで落す事を云ふ。これより転じて不良青少年等が無銭飲食をして後の始末をする事を「おとしまえをつける」と云ひ。又強盗が金を奪取する際の凄文句捨台詞等を云ふ。
  2. 露店商の「ころび」と称する商売で、大声発し能書説明をして商品捌くとき客の心を読んで値を適宜のところまで落すことをいう。これより転じて不良青少年等が無銭飲食等をしてあとの始末をすることを「おとしまえをつける」という。

落前

読み方:おとしまい,おとしまえ

  1. 無銭飲食をなして後の話を甘くつける事を云ふ。
  2. 話をつけてたかる。横浜名寄 不良青少年仲間
  3. 仲直り
  4. 和解、話をつけてたかること。さらに解決して金品をとること。〔一般犯罪
  5. 話をつけてたかる、解決して金品をとる。又は、自分才覚によって、いざこざ解決をつけること。おとしまえがつけられないようでは、てき屋として立っていけないとされている。〔香具師不良
  6. 取引が終つた後の分け前転じて因縁をつけて金品をとるところから恐喝などに用うる。神社等にて供物の米を氏子分け与えたころから(落米、落穂)。〔香〕〔盗〕
  7. けんか等の“解決料”。

分類 不良青少年仲間不良青少年硬派)、犯罪香具師不良、香/盗/犯罪

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