うさぎ (童謡)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 22:37 UTC 版)
「うさぎ」は、作詞・作曲者不詳の日本のわらべうた、童謡。十五夜のお月様を見て跳ねるうさぎの様子が描かれている。

概要
文部科学省の小学校学習指導要領で、第3学年の音楽の表現教材に使用されている日本古謡である[1]。江戸時代から歌い継がれて来たとされ、1892年(明治25年)の『小学唱歌 (ニ) 』で初めて教材として掲載された[2]。当時の歌詞は「なに見てはねる」の箇所が「なに"を"見てはねる」であったが、1941年(昭和16年)の『ウタノホン (下) 』から、"を"の文字を抜いた歌詞になったとされている[2]。日本の伝統的な音階から成る旋律はわらべうたとしてだけではなく、三味線や箏など和楽器の練習曲としても使用される[2]。
歌詞
「 | うさぎ うさぎ なに見て はねる 十五夜 お月さま 見て はねる |
」 |
この曲が使われた作品など
- 極上パロディウス 〜過去の栄光を求めて〜 - 1994年にコナミ(現コナミホールディングス)から発売されたシューティングゲーム。ステージ6のBGMでこの曲が使われている。
- 1920年に本居長世が作曲した童謡「十五夜お月さん」では、都節音階のこの歌の旋律が用いられている[3][4]。
脚注
- ^ “第2章 各教科 第6節 音楽”. 現行学習指導要領・生きる力. 文部科学省. 2016年4月15日閲覧。
- ^ a b c “こころのうた うさぎ 日本古謡 (PDF)”. 教育芸術社. p. 26. 2016年4月15日閲覧。
- ^ 金田一春彦 『童謡・唱歌の世界』教育出版、1995年、26頁 。
- ^ 小島美子 『日本童謡音楽史』第一書房、2004年、64頁、80頁頁 。
関連項目
外部リンク
- 都節音階の曲「うさぎ」 - 文化デジタルライブラリー
「うさぎ (童謡)」の例文・使い方・用例・文例
- ジャッカロープは伝説的な角のはえたうさぎである。
- 私は昼間はうさぎで、夜は猫です。
- 私は昼間はうさぎになり、夜は猫になります。
- 私はペットのうさぎと遊びました。
- これは私が飼っているペットのうさぎです。
- そのうさぎを抱き上げた。
- 外見はうさぎを連想させる可愛らしさ。
- 私は森の中で野うさぎをみつけた。
- 私の特製うさぎシチューです。
- 犬はうさぎを追って森の中に入った。
- この森では野生のうさぎを見る事が出来る。
- うさぎは木の後ろに隠れた。
- うさぎは繁殖が早い。
- うさぎはかめに追い越された。
- うさぎの耳は長い。
- うさぎとかめが競走した。
- 2匹のうさぎを追いかけると両方ともとらえられない。
- 香りの代わりに視覚によって(野うさぎなどを)動物を追いかけるように訓練された犬(通常、グレイハウンド)を使って狩をすること
- いくつかのうさぎサイズのネズミのようなオーストラリアカンガルーの総称
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