いまそかりとは? わかりやすく解説

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いまそが・り【在そがり/×坐そがり】

読み方:いまそがり

[動ラ変《「いまそかり」とも》「いますがり」に同じ。

右大将に—・りける藤原常行と申す—・りて」〈伊勢七七


ありをりはべり

(いまそかり から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 16:26 UTC 版)

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ありをりはべり』は、日向なつおによる日本漫画

Kiss』(講談社)にて2009年13号から2012年7号にかけて不定期に連載された。単行本は全8巻。作者にとって、1996年のデビューから13年目にして初めて単行本となった作品である。

『Kiss』2013年3号から2014年2月号にかけて、続編『ありをりはべり いまそかり』(いまそかり)[1]。が連載された。同作についても本項で扱う。

あらすじ

神様の姿が「見える」立花棗神主の息子だが「見えない」藤島須佐。クラスメイトとなった2人はひょんなことから、郷土の歴史や神様について研究をする「地歴部」に入部することになる。

登場人物

立花 棗(たちばな なつめ)
15歳。高校1年生。地歴部。中学生の頃から神様が見える。両親と祖父と住む。家族の中では祖父だけがその力のことを知っている。神様たちの愚痴を聞く役目になってしまう。
藤島 須佐(ふじしま すさ)
1年生。地歴部。学校の隣の神社の神主の息子。祝詞が読める。神社は代々「見える」体質の者が継いできたため、「見えない」体質の須佐には継ぐ資格がないと父親に言われている。幼い頃は見えたが、御神木に登り、枝を折り落ちたショックで見えなくなってしまう。
小田島 メイ(おだじま めい)
地歴部の1年生。温泉旅館の娘。
普門寺 玲子(ふもんじ れいこ)
地歴部の2年生。母親は礼法の先生で、玲子自身も礼儀に厳しく、高校2年生には見えない立ち居振る舞い様。3年生の時に第二代部長になる。
神林(かんばやし)
地歴部の2年生。
山岡(やまおか)
地歴部の3年生。初代部長。普門寺玲子とは近所同士の幼なじみ。
栗田(くりた)
地歴部の3年生。
今井 由羽(いまい ゆう)
藤島須佐の母方のいとこの娘。小学生。両親が引っ越しており関西に住む。
ミーシャ
部活棟が建つ前にそこにあったの木に宿っていた白蛇。木が切り倒され、憑り代を失い、部活棟の謎の揺れの原因となっていたが、藤島の祝詞により鎮められ、地歴部に新たに設置された神棚に棲み付くようになる。スイーツ好き。
亀が描かれた花瓶の付喪神。部室の神棚の住民。
稲荷神
ある家のお社に祭られていた稲荷神(女性)。現在はお付きのキツネと共に部室の神棚の住民になっている。
河童
川辺のキャンプ場に棲む河童。地歴部と出会って彼らの周囲に出没するようになる。
タテミナ
棗たちの高校や藤島の神社がある土地の祭神。ミーシャら土着の神々に力で勝ち祭神になったため、彼らとは仲が悪い。
タテミナ様の奥さん
対岸に住んでいる女神でタテミナの妻。冬、凍結した湖を渡ってくると「御神渡り」現象が観測される。

番外編「私と神様」

「ありをりはべり」の元となった作品。第1話は『One more Kiss』2008年1月号に掲載された。

棗が神様たちの姿を見るようになった中学生の頃の物語で、廃れてしまった地元の祭りを復活させる物語。

書誌情報

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ タイトルロゴでは大きな「いまそかり」の文字の上に小さく「ありをりはべり」の文字が添えられている。目次等では「いまそかり」とのみ記載され、雑誌公式サイトでは「ありをりはべり いまそかり」の表記と「いまそかり」のみの表記が混在している。
  2. ^ Kiss|いまそかり|既刊コミック|講談社コミックプラス”. 講談社. 2013年10月20日閲覧。

関連項目

外部リンク


いまそかり

出典:『Wiktionary』 (2020/06/11 12:24 UTC 版)

異表記

動詞

いまそかりそかり】

  1. 「あり」、「おり」、「行く」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。
  2. 断定の助動詞の「なり」の連用形「に」さらに「にて」、形容詞・形容動詞動詞連用形に付く補助動詞として)~でいらっしゃる。

活用

いまそか-り 動詞活用日本語活用
ラ行変格活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
いまそか

類義語



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