あれち‐のぎく【荒地野菊】
あれちのぎく (荒れ地野菊)



●南アメリカが原産です。わが国へは明治時代の中頃に渡来しました。現在では、世界の熱帯から暖帯地域に広く分布しています。荒れ地や道ばたにふつうに生え、高さは30~50センチになります。全体に灰白色の毛に被われ、主茎が伸びないで横枝が伸びるのが特徴です。葉は下部では羽状に裂け、上部のものは線形で縁が捩れます。5月から10月ごろ、樽形の総苞のある頭花を咲かせます。舌状花はほとんど目立ちません。種名は、アルゼンチンのブエノスアイレス(Buenos Aires)に因みます。
●キク科ムカシヨモギ属の一年草で、学名は Erigeron bonariensis(syn.Conyza bonariensis)。英名は Flax-leaved fleabane, Hairy fleabane,Argentine fleabane。
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