あくまで

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あくまで

出典:『Wiktionary』 (2020/02/22 06:37 UTC 版)

副詞

あくまで【飽くまで】

1. ほかのものでなくそのものに限られることを強調する。
   1. 不動の決意や頑固さ、執着などを表す。断固として。何があろうと。どこまでも。
      • 我々はあくまで戦う。
      • あくまで謝罪する気はない。
   2. 決定事項や決意に変化がないことを強調する。
      • あくまで最有力候補と考えている。
      • あくまで目標は優勝だ。
   3. 従うべききまりや厳密な手続きを示す。
      • あくまで規則ですので。
      • 契約はあくまで書面によって行う。
   4. 卓越した存在であることや確固たる事物であることを強調する。
      • あくまで専門家の観点から述べる。
   5. 状況が限定的であることや、卑小な事物であることを強調する。
      • あくまで個人的な意見だ。
      • 私はあくまで一兵卒ですから。
   6. 誤解のないよう注意を促す。
      • あくまで善意から行ったことです。
      • あくまで自主性に委ねるべきで強制はよくない。
2. 混じりけのなさや透徹性を表す。どこまでも。まったく。かぎりなく。
   • あくまで白いさんご礁。

関連語

• あくまでも