『AKIRA』と Glénat 社とは? わかりやすく解説

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『AKIRA』と Glénat 社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 15:06 UTC 版)

フランスにおける日本の漫画」の記事における「『AKIRA』と Glénat 社」の解説

1990年代に入るとGlénat 社は1990年3月から大友克洋『AKIRA』 (Akira) を分冊刊行することを決定書籍版アニメ映画版とは異質な部分もあったが漫画としての革新性注目集め同年の末にはフルカラー版刊行されるほどの成功収めたファンジン Mangazone はこの余波受けて700部を刷る商業誌生まれ変わっている[要出典]。[要出典]レヴュー雑誌も質が競われるようになり、この年には YamatoProtoculture addict という2つファンジン誕生した。また1990年12月には Albin Michel 社が『はだしのゲン』新装版を『日本殉ず』 (Mourir pour le Japon) と改題して再刊1991年入り『AKIRA』刊行が続く中、これに匹敵するヒットにはならなかったものの Les Humanoïdes Associés 社が大友の『童夢』 (Rêves d'enfants)、年末には北条司『シティーハンター』 (City Hunter) の第一巻刊行した1991年5月には豪華な誌面ファンジン Animeland が創刊され次第に Mangazone 誌に代わるフランス語圏日本漫画雑誌の代表へと成長してゆく。 このころには子供番組席巻する日本アニメ抗議する声も上がっていたが、[要出典]『AKIRA』全巻出し終えた Glénatはこうしたアニメーション作品原作手がける方針決定し、まず鳥山明『ドラゴンボール』 (Dragon Ball, 1993.2 - )、高橋留美子の『らんま1/2』 (Ranma ½, 1994.2 - ) を世に送ったGlénat 社の方針は後に転換しアニメとは直接関係しないものも含め様々な作品翻訳出版が行なわれるようになった。こうしてフランス読者元に士郎正宗『アップルシード』 (Appleseed, 1994.6 - ) および『オリオン』 (Orion, 1994.9 - )、池上遼一クライング フリーマン』 (Crying Freeman, 1995.1 - )、鳥山明『Dr.スランプ』 (Dr Slump, 1995.2 - )、木城ゆきと『銃夢』 (Gunnm, 1995.3 - )、そして武内直子『美少女戦士セーラームーン』 (Sailor Moon, 1995.11 - ) が届けられることとなった

※この「『AKIRA』と Glénat 社」の解説は、「フランスにおける日本の漫画」の解説の一部です。
「『AKIRA』と Glénat 社」を含む「フランスにおける日本の漫画」の記事については、「フランスにおける日本の漫画」の概要を参照ください。

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