『-百年にひとりの- 魔法少女メルル 〜オーガの山〜』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/29 05:23 UTC 版)
「魔法少女メルル」の記事における「『-百年にひとりの- 魔法少女メルル 〜オーガの山〜』」の解説
本作は、ねこしたPONG名義での最初の著作物である。『ファンタジェンヌ』誌創刊の際の読み切り漫画として1993年(平成5年)に執筆された。単行本化はされていない。初出では「オーガの山」という副題は付いていない。 ストーリー 修業の旅を続ける見習い魔術師の少女メルルは、近道をしようと危険な山越えの道を選ぶ。途中で呑気に食事などしていると、山の奥から悲鳴のような声がする。メルルが水を飲み、パンを頬張っているのと同じ頃、山の奥では怖ろしい怪物が犯した女の血をすすり、肉を貪り食っていた。引き返せばいいものを、メルルは空元気を搾り出して再出発し、案の定、峠の頂近くで怪物オーガと遭遇してしまう。必死に逃げるも谷に落ち、追い詰められたメルルは呪文を唱え始める。しかし、意に反して何故か魔術は少しも効果を顕わさない。怒り狂ったオーガの攻撃は辛辣だった。メルルの小さな身体は木の葉のように宙を舞い、巨大な手で人形さながらに扱われる。
※この「『-百年にひとりの- 魔法少女メルル 〜オーガの山〜』」の解説は、「魔法少女メルル」の解説の一部です。
「『-百年にひとりの- 魔法少女メルル 〜オーガの山〜』」を含む「魔法少女メルル」の記事については、「魔法少女メルル」の概要を参照ください。
- 『-百年にひとりの- 魔法少女メルル 〜オーガの山〜』のページへのリンク