ファンタジェンヌとは? わかりやすく解説

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PUSH!!

(ファンタジェンヌ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/05 07:50 UTC 版)

PUSH!!
ジャンル 成人向けゲーム雑誌
読者対象 男性
刊行頻度 月刊
発売国 日本
言語 日本語
定価 1050円
出版社 マックス
雑誌名コード 07883
刊行期間 2000年12月(2001年2月号) - 2015年9月18日(2015年11月号)
特記事項 2015年11月号をもって休刊
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PUSH!!』(プッシュ)とは、マックスが発行していた月刊のアダルトゲーム雑誌である。

概要

ファンタジェンヌ

『PUSH!!』の前身は、1993年大洋図書から創刊した『ファンタジェンヌ』 (FANTASIENNE) であった[1]

創刊当時は隔月刊だったが後に月刊化し、大洋図書から晋遊舎が独立するのに合わせ、発行元も晋遊舎へ移った。

創刊当初は表紙イラストに遊人を起用[1]。後にアニメ化・ゲーム化された『魔法少女メルル』もこの雑誌で連載された漫画である[1]。ゲーム紹介記事だけでなく、攻略記事やメーカー訪問記事、各種読物記事なども取りそろえていた。また、初期においてはコスプレ関連の記事を10数ページを割いて毎号掲載。当時のコスプレブームを支えるとともに、『メガストア』(白夜書房コアマガジン)が当時扱っていたフィギュア関連記事とともにアダルトゲーム雑誌では異彩を放っていた。

その後、『P-mate』(毎日コミュニケーションズ、当時)や『Colorful PUREGIRL』(ビブロス)のようにビジュアル性を意識した雑誌が主流になり、その趨勢に合わせて誌面をリニューアル。ぽよよんろっくを表紙に起用するなどのテコ入れを図るが、2000年4月号で休刊した。

1999年5月にあった美少女ゲームメーカーのイベント「キャラ・フェス」にて、ファンタジェンヌの編集長によるトークショーがあった。[2]

PUSH!!

『ファンタジェンヌ』の休刊から9か月後、2000年12月26日に版形を変えて『PUSH!!』(2001年2月号)へ再度リニューアルし[3]、巻号は『ファンタジェンヌ』より継承した。毎号、DVD-ROMが付録になっていた。

2007年3月に発行元が晋遊舎からマックスに変更された。2009年8月にはこれまでの掲載イラストを収録したイラストワークスギャラリーを刊行した。2015年9月発売の11月号をもって休刊した[4]

『PUSH!!』のロゴマークは、「!!」の部分がいくつかマイナーチェンジしたものが存在する。発行元がマックスへ移行してからしばらくの間は同じロゴマークを使用していたが、後に新しいものに変更した。

2015年8月、栗田出版販売の破綻の影響を受けてマックスが事業を停止。それに伴い「PUSH!!」も2015年11月号(2015年9月発売)をもって休刊した。

コーナー

Art Style!
美少女ゲームの原画家インタビュー記事。2009年6月号から2013年2月号まで掲載されていた。
Voice de PUSH!!
美少女ゲームの声優のインタビュー記事。2009年8月から掲載されていた。
totoPUSH!!
読者参加型の企画であり、1か月間のゲーム売り上げランキングを予想し、的中したらゲームソフトをもらえる。
裏・表紙
PUSH!!の表紙を面白おかしく改変した絵を披露する企画。

その他

  • PUSH!!イラストワークスギャラリー(MAXムック PUSH Selected、2009年8月28日、ISBN 978-4863791015
  • 裏・表紙×南向春風(MAXムック PUSH Selected、2011年3月28日、 ISBN 978-4863791237

出典

  1. ^ a b c ファンタジェンヌ VOL.1 創刊号”. モズブックス. 2022年4月27日閲覧。
  2. ^ t10WIN (2023-11-15), TECH GIAN 1999 07, https://www.youtube.com/watch?v=yctwgHZd5h8 2025年2月5日閲覧。 
  3. ^ 『PUSH!!』2001年2月号”. Amazon.co.jp. 2022年4月27日閲覧。
  4. ^ 『PUSH!!』2015年11月号”. Getchu.com. げっちゅ屋. 2022年4月27日閲覧。

外部リンク


ファンタジェンヌ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/14 02:25 UTC 版)

PUSH!!」の記事における「ファンタジェンヌ」の解説

PUSH!!』の前身は、1993年創刊した『ファンタジェンヌ』 (FANTASIENNE) であった。 もともとは大洋図書から隔月刊として創刊し、後に月刊化。さらに大洋図書から晋遊舎独立するのに合わせ発行元晋遊舎へと移った創刊当初表紙イラスト遊人起用。後にアニメ化ゲーム化された『魔法少女メルル』もこの雑誌連載された漫画である。ゲーム紹介記事だけでなく、攻略記事メーカー訪問記事各種読物記事など取りそろえていた。また、初期においてはコスプレ関連記事10ページ割いて毎号掲載当時のコスプレブームを支えとともに、『メガストア』(白夜書房コアマガジン)が当時扱っていたフィギュア関連記事とともにアダルトゲーム雑誌では異彩を放っていた。 その後、『P-mate』(毎日コミュニケーションズ当時)や『Colorful PUREGIRL』(ビブロス)のようにビジュアル性を意識した雑誌主流になり、その趨勢合わせて誌面リニューアル。ぽよよん'"`UNIQ--templatestyles-00000001-QINU`"'♥ろっくを表紙起用するなどのテコ入れを図るが、2000年4月号で休刊

※この「ファンタジェンヌ」の解説は、「PUSH!!」の解説の一部です。
「ファンタジェンヌ」を含む「PUSH!!」の記事については、「PUSH!!」の概要を参照ください。

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