メガストアとは? わかりやすく解説

メガストア【megastore】

読み方:めがすとあ

小売業における巨大店舗


メガストア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/05 07:45 UTC 版)

メガストア
ジャンル 成人向けゲーム雑誌
読者対象 男性
刊行頻度 月刊
発売国 日本
言語 日本語
定価 1287円+税
出版社 白夜書房コアマガジン
刊行期間 1993年 -
ウェブサイト https://r18.cmz.jp/label/megastore/
特記事項 毎月30日発行
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メガストア』は1993年白夜書房から創刊された月刊アダルトゲーム雑誌。創刊当時は『ニャン2倶楽部』増刊扱いだった。

1995年に白夜書房からコアマガジンが分社化されたことに伴い、本誌の発行元も同社へ移る。

創刊号から2002年12月号までうめつゆきのりが描いていた表紙は「店頭で手に取るのが恥ずかしい」と評判だった。2004年6月号より、判型をB5からA4に変更。付録のDVDにはロットアップしたアダルトゲームの旧作がまるまる収録されている。

姉妹誌にアダルトアニメやボイスコンテンツなどを扱っていた『G-Type』『G'sister』『Voice-type』や、美少女漫画雑誌の『コミックメガストア』『コミックメガストアH』があるが、『コミックメガストア』系列は『漫画ホットミルク』を刊行していた漫画編集部に属しており、名義貸しの状態になっていた。

1997年から1999年にかけてCS放送ほっと茨城テレビキッズステーションで史上初のアダルトゲーム情報番組『メガストア 美少女ゲームTV!』を製作・放送していた。[1][2]放送終了後は「インプレスTV」での番組配信によりしばらく継続していたが、現在は休止中。

1999年5月にあった美少女ゲームメーカーのイベント「キャラ・フェス」にて、メガストアの編集長によるトークショーがあった。[3]

コミックメガストア

1993年7月5日に増刊として刊行。このときは『漫画ホットミルク』増刊に近い印象のアンソロジーコミックで、単発で終わっている。

1999年、コミックハウスで『コミックライズ』の編集者だった島田崇と『MANGA絶対満足(漫画大悦楽号)』の編集者だった明治拓生がコアマガジンへ移籍し、『メガストア』編集部と組む形で『メガストア』9月号増刊として新創刊。初期から中期にかけては『漫画ホットミルク』出身の新人だった園部一晶の表紙イラストで知られていた。

美少女ゲームのコミカライズや、人気原画家によるオリジナル漫画(路杏るう)などの他、鬼ノ仁ひぢりれいなど、それまでコアマガジンが刊行していた『漫画ホットミルク』『漫画ばんがいち』とは一線を画したハードコア路線で好調を続けたが、明治は幻冬舎コミックスを経て、秋田書店『月刊ヤングチャンピオン烈』へ移籍。島田主導のハードコア路線が更に強まっていく。

島田を中心とした通称「島田班」6名の編集者は、2007年の『コミックホットミルク』創刊に携わった後、2012年にワニマガジン社へ移籍し、『COMIC X-EROS』を創刊した。これに伴い、『コミックメガストア』系列は旧『漫画ホットミルク』系編集部の直接管轄となったが、『メガストア』編集部との連携が取れなくなり、執筆陣も弱体化した。

2013年4月19日、『コミックメガストア』『ニャン2倶楽部』両編集部に警察の家宅捜索が入った影響から、2013年4月25日発売の6月号で休刊。実質的に『コミックホットミルク』へ統合されることとなった。この際、前述の名義貸し状態だったことから、直接編集に関与していなかった『メガストア』編集長がわいせつ図画頒布容疑で逮捕されている。

アニメ化作品

いずれもアダルトアニメ

OVA
作品 発売年 アニメーション制作 備考
少女セクト 2008年 アマルコルド
相思相愛ノート 2010年 N/A

コミックメガストアH

2002年7月号から2013年7月号まで刊行された。『コミックメガストア』の兄弟誌の位置づけ。

コミックメガストアα

2013年9月号から刊行、偶数月14日刊。『コミックメガストア』『コミックメガストアH』の後継誌で、『コミックホットミルク』の兄弟誌の位置づけ。

コミックメガストアDEEP

2015年12月から電子書籍専用雑誌として配信。創刊当時は季刊だったが、隔月刊に移行している。「島田班」の移籍に伴う管轄変更もあり、2012年に休刊した『コミックメガミルク』の執筆陣を受け継いでいる。

コミックメガストア (電子書籍版)

2022年10月から電子書籍雑誌として復活。隔月刊で偶数月24日毎に電子書籍サイトにて配信。[4]

主な執筆陣

  • きんく
  • ミツギ
  • 田辺京
  • ムサシマル
  • 蛹虎次郎
  • にびなぼ凸面体
  • おそまつ
  • しはちろ
  • mmm
  • 道満晴明
  • ももようかん
  • 葵ヒトリ
  • 天太郎
  • 一弘
  • 神楽もろみ
  • 水風天
  • 青点
  • 小林王桂
  • clone人間
  • 玄鉄絢

姉妹誌

  • G-type
  • G'sister
  • Voice-type
  • コミックメガストア(休刊)
  • コミックメガストアH
  • コミックメガストアα

脚注

  1. ^ t10WIN (2022-08-27), メガストアTV, https://www.youtube.com/watch?v=ZUVLwVPo4CA 2024年8月1日閲覧。 
  2. ^ t10WIN (2022-09-03), メガストアのCM, https://www.youtube.com/watch?v=EuM_iZZSxRo 2024年8月1日閲覧。 
  3. ^ t10WIN (2023-11-15), TECH GIAN 1999 07, https://www.youtube.com/watch?v=yctwgHZd5h8 2025年2月5日閲覧。 
  4. ^ https://comimega.cmz.jp/

関連項目

外部リンク


メガストア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:17 UTC 版)

SISTERS 〜夏の最後の日〜」の記事における「メガストア」の解説

2012年1月号から同年3月号まで滝美香の原画による『温感お風呂ポスター』(適温の湯などで暖められると、局部の黒消し修正薄くなる処理が施されている)が毎号付録された。このポスターは、扶桑社週刊誌週刊SPA!2012年1月31日号の特集記事「このエロ本付録がすごい!」で紹介されSPA賞を受賞している。さらに、コアマガジンでは『メガストア』2012年6月号発売2012年4月28日)と同時に、このポスター3種絵柄用いたテレホンカード応募者全員サービス開始された。2012年7月15日23:59:59まで受注された後、同年9月30日から発送開始されている。

※この「メガストア」の解説は、「SISTERS 〜夏の最後の日〜」の解説の一部です。
「メガストア」を含む「SISTERS 〜夏の最後の日〜」の記事については、「SISTERS 〜夏の最後の日〜」の概要を参照ください。

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