『選挙の日』に行われる投票
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 05:08 UTC 版)
「選挙の日 (アメリカ合衆国)」の記事における「『選挙の日』に行われる投票」の解説
連邦選挙の『選挙の日』は西暦の偶数年に置かれる。大統領選挙は西暦年数が4で割り切れる年に行われる間接選挙で、『選挙の日』に行われる一般有権者による投票で、大統領および副大統領を選ぶ選挙人団が州ごとに選ばれる。下院と上院の通常選挙は全ての偶数年に行われ、上院議員の任期は6年で3分の1ずつ改選し、全ての下院議員の任期は2年で、2年ごとに立候補する。新議員の任期は翌年1月3日からとなる。大統領と副大統領の任期は1月20日からの4年間である。大統領選挙が行われない年の議会通常選挙は中間選挙と呼ばれる。 州政府、地方自治体の選挙もまた利便性と経済面を考慮しこの『選挙の日』に行われる。ただし5つの州の州知事選挙などは奇数年に行われる。全国人口順位上位7位までの大都市の市長選挙もまた奇数年に行われる。首長や議員以外にも州や自治体の様々な公職や地域施設役員の公選、さらには住民提案(Initiative)や住民投票(Referendum)など、多数の投票項目があることも珍しくない。また、補欠選挙の一般投票日を『選挙の日』とすることもある。補欠選挙は必ずしも『選挙の日』に行わなければならないものではないが、補欠選挙を行うまでの任期を務める上院議員を州政府が任命できることもあり、上院補欠選挙の実施が急がれず偶数年の『選挙の日』を待って行われることは多い。上院より割合は少ないが、下院の補欠選挙も偶数年に欠員が発生したのであればその年の『選挙の日』を待って行われることもある。補欠選挙投票日が前任者の改選投票日と重なる場合、欠けた前任者の残り2か月分の任期の補欠選挙と翌年からの新任期の通常選挙を別々の投票項目として同時に行うこともある。
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