『日本最速男』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:39 UTC 版)
伊藤信夫は、名実共に『浜松のエース』と評される選手である。それまで長らく鈴木辰己(13期)が牙城を守っていた浜松でデビュー直後から才能を見せ、1級車に乗り換わった1997年には早くも地元浜松でGIを制覇。初日のスーパードリーム戦では当時最強の片平の20M前、地元主力級の10M前のハンデ位置であったが、スタートで青島正樹(22期、浜松オートレース場所属)に叩かれたものの道中逆転で10Mハンデ重化。勢いに乗り優勝戦では最重ハン最内から記念競争初優勝を遂げ、浜松の超新星として注目を集めた。1999年に3.284秒という日本レコードタイムでSGを制覇し、エースの座を確実なものとした。その後も現在に至るまで浜松を牽引する選手である。このレコードタイムは現在も更新されることはなく、タイヤが変わった今ではこの記録を破るのは不可能であると多くのファンは考えている。 スピードレースに対して強い思い入れがあり、常に高速戦をモットーとしている。
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