『ウルトラマンレオ』関連
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当初『ウルトラマンレオ』のオーディションには、3,000人の応募者が集まったにもかかわらず合格者はいなかった。そこで、監督の真船禎は真夏のことを思い出し、TBSに出向くよう連絡を取る。真船と円谷プロの熊谷健やTBSの橋本洋二らと面接を行い、その日のうちに主役に決まった。少林寺拳法の経験があり、アクションをこなせることが決め手になったという。 シリーズの序盤では特訓シーンが存在するが、特に第6話のジープを使ったものでのゲンの迫力は真夏の演技だけではなく、撮影現場の過酷さそのものであった。同話で先をとがらせた丸太を相手に立ち向かう特訓も非常に危険なシーンだが、この特訓シーンは全編ノースタントであった。ジープ特訓については「ブレーキの甘いジープでの撮影があって『躓いたら放り出されて死にますよ』って抗議したら『次いこう』って」と言われたことを、後年のインタビューで告白している。その時の演技を「目の力がすごい」と褒められることがあるが、真夏自身は「あれは演技ではなく、本物の怒りが目に宿っていた。今思えば、それが狙いだったのかもしれない」と述べている。 前作『ウルトラマンタロウ』で主人公・東光太郎を演じた篠田三郎とは、ウルトラシリーズでの共演はないが、ドラマ『TOKYO DETECTIVE 二人の事件簿』で共演した当時、同じプロダクションに所属していたことから付き合いがあり、舞台の陣中見舞いに篠田が訪れたことがある。2004年に胃癌を患った際、篠田にセカンドオピニオンを紹介されて治療を受けていた。 『キッズ・ウォー』シリーズでは、パート2までは工務店、パート3からはサンドイッチ店を経営する津村信彦役を演じた。『キッズ・ウォー3』第2話で店を訪れた大和田伸也演じる校長から「大工さんが華麗なる変身ですか?」と言われ、信彦が「先生、華麗なんかやめてくださいよ。華麗なる、変身!」とレオの変身ポーズをするシーンがある。
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