『ウルトラマンレオ』に登場するノーバ
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「ノーバ (ウルトラ怪獣)」の記事における「『ウルトラマンレオ』に登場するノーバ」の解説
『ウルトラマンレオ』第49話「死を呼ぶ赤い暗殺者!」に登場。 テルテル坊主のような姿をしたブラックスター地球侵略10号機。体内には2万本の赤い鎖があり、武器は口から放射する赤いガスと目から発射する破壊光線、右手の鞭(触手)と左手の鎌。また、血のような真っ赤な雨を降らせることで、ウルトラマンレオの目とカラータイマー以外がすべて真っ赤な空間を作り出す能力も持つが、その効果は不明。赤いガスは小型形態でも出せるうえ、それを浴びた人間は精神を蝕まれて凶暴化して首に赤い鎖のような物体が巻きつけられる。 円盤形態で流れ星に紛れて地球に侵入し、小型化して白いテルテル坊主の姿で公園に潜伏していたところ、大雨を降らせようと思いついた少年トオルによって吊るされる。その後、家族がいないことへの悲しみから虚ろな気持ちになっていたトオルに赤いテルテル坊主の姿で家族の幻を見せながら自分を運ばせ、街中に赤いガスを撒き散らしていくが、美山咲子・いずみ母娘の必死の呼びかけでトオルが正気を取り戻すと彼から離れて巨大化し、鎌と触手、ガスなどの攻撃で周囲を大混乱させる。そこに現れたレオとの戦いでは周囲を真っ赤に染め上げるが、レオのシューティングビームとエネルギー光球で倒される。 デザインについて美術の大澤哲三は、美術スタッフの木目憲悟によるものであると周囲に述べていたが、木目はこれを否定しており、絵のタッチなどから大澤によるものであると証言している。デザインでは胴体の布が幾重にも重ねられて描かれていた。 『ウルトラマン フュージョンファイト!』では、赤いガスが「レッドクレイジーガス」、破壊光線が「ノーバレーザー」とそれぞれ表記されている。
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