『ウルトラマン』に登場するジラース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 00:11 UTC 版)
「ジラース」の記事における「『ウルトラマン』に登場するジラース」の解説
『ウルトラマン』第10話「謎の恐竜基地」に登場。 元々はネス湖に生息していた恐竜の生き残りで、首の周りに大きな襟巻き状の皮膜を持つ。「モンスター博士」の異名を持つ動物学者の中村博士(正体はネス湖で行方不明になった二階堂教授)によって日本へ運ばれ、ネス湖に酷似した環境を持つ静岡の北山湖で秘密裏に15年間育成された結果、怪獣化した。その際における体質変化に伴い、口から100万ボルトの青い熱線を吐けるようになっている。普段は北山湖の底に潜み、餌を与えられる深夜にのみ姿を現していたが、釣り人が魚を大量に捕ろうと撒いたカーバイドに刺激されて姿を現す。 正体を現した中村博士を踏み潰してウルトラマンと交戦するが、接近戦の際に襟巻きをもぎ取られ、それをムレータのようにひらつかせるウルトラマンへ突進しては回避され、翻弄される。最後はすれ違いざまのウルトラ霞斬りで急所を突かれて吐血しながら絶命し、ウルトラマンによってエリ巻きを被せられた後、かろうじて生きていた中村博士もジラースの亡骸にすがりながら絶命する。 スーツアクター:中島春雄 命名は脚本家の金城哲夫。沖縄方言で「次郎叔父さん」を意味する「ジラースー(次郎主)」からとった。 台本では襟巻を剥がされると戦意が喪失するという描写がなされていた。
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