『るきさん』とは? わかりやすく解説

『るきさん』(1993年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 14:20 UTC 版)

高野文子」の記事における「『るきさん』(1993年)」の解説

詳細は「るきさん」を参照 1988年マガジンハウス首都圏情報誌Hanako』にて『るきさん』の連載を開始(『Hanako』の巻末漫画編集担当は夫の秋山一郎だった)。当時バブル経済のさなか、流行にも恋愛にも興味持たずきままな独身生活をおくる女性るきさん」を描いたもので、月1回程度ペース毎回2ページ(オールカラー)、4コママンガ形式(ただし見開き2ページ16コマ1話1コマ目はタイトル)で1992年まで連載された。流行雑誌だったこともあり高野の作品の中では広い読者獲得高野最長連載作品であるが、高野自身は「さてなぁ。これは癒し系マンガと言われてましてね。かなりたくさんの人が読んでくれたんですけど、わたし的には、あまり重要視してないんだなあ」とあまり多く語っていない。高野著書カバーイラスト頼んでいる北村薫は、高野が「わたし、るきさん嫌いなんです」と彼に語ったことがある記している。 『るきさん』は2000年TV番組BSマンガ夜話』で取り上げられ高野それまで作品合わせて論じられた。ゲスト出演者わかぎえふは、連載当時『るきさん』は『Hanako』の掲載作品としてはかなり違和感があった(浮いていた)と語っている。 『るきさん』終了後高野の『Hanako掲載作として『東京コロボックル』(1993年、全7話後述『棒がいっぽん』収録)がある。また後に『Hanako』に連載され魚喃キリコ『ハルチン』(1998年刊行)は明らかに『るきさん』をリスペクトした作品であった文庫化早かった作品である。

※この「『るきさん』(1993年)」の解説は、「高野文子」の解説の一部です。
「『るきさん』(1993年)」を含む「高野文子」の記事については、「高野文子」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「『るきさん』」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「『るきさん』」の関連用語

『るきさん』のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



『るきさん』のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの高野文子 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS