「桔梗信玄餅」との違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 16:50 UTC 版)
北杜市の金精軒が製造・販売する「信玄餅」のほか、笛吹市の桔梗屋が製造・販売する「桔梗信玄餅」も存在する。桔梗屋の「信玄餅」は1968年(昭和43年)、金精軒の「信玄餅」は1972年(昭和47年)に発売された。 桔梗屋の「桔梗信玄餅」は1970年(昭和45年)に「第5回新作観光土産品コンクール」(現・やまなし観光土産品コンクール)へ出品され、翌1971年(昭和46年)4月1日付山梨日日新聞への広告するも、桔梗屋の商品名「信玄餅」は金精軒の「信玄最中しんげんもなか」(信玄餅とは別商品の最中)と同一の商標区分上で類似しており、「桔梗」を追加して「桔梗信玄餅」へ名称変更して争いを回避している。後に金精軒は「信玄餅」を商標出願して商標番号1015994号で登録され「信玄餅」を発売している。 よって正しい解釈は「最初に信玄餅を売り出したのは桔梗屋であるが、現在、「桔梗」が付かない「信玄餅」という商標を取得して売っているのは金精軒」である。 双方独自のオンラインショップを設けて販売しているほか、甲府駅では改札外土産コーナーで桔梗信玄餅を、改札内のNewDaysで信玄餅を扱っている。また、山梨県観光協会が東京駅八重洲口付近に出店しているアンテナショップ「富士の国やまなし館」など両者併売店舗では、桔梗屋か金精軒か確認される場合がある。 桔梗屋は他にも「信玄」を冠する商品を発売しているが、「桔梗信玄餅」派生商品は「桔梗信玄」と「桔梗」を冠し、「桔梗信玄餅」に関連しない独自商品(「信玄桃」など)は「桔梗」の文字を省略している
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