「千の風」商標登録と「千の風・基金」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 07:35 UTC 版)
「千の風になって」の記事における「「千の風」商標登録と「千の風・基金」」の解説
『週刊プレイボーイ』によると、「新井滿」は商標「千の風」で洗浄剤及び化粧品、家具及びプラスチック製品であって他の類に属しないもの、アルコールを含有しない飲料及びビール、ビールを除くアルコール飲料の商品及び役務(サービスのこと)について権利者となっている。なお、メアリー・フライは著作権すら放棄しており、原詩はパブリックドメインとなっている(上述『タイムズ』記事より)。 一方、新井の公式ウェブサイトでは商標利用料は「千の風・基金」に全額寄付しており、その詳細を掲載している。「千の風・基金」の活動例として、2004年の新潟県中越地震で被害にあった「支援センター・あんしん」に100万円、さらに2007年7月新潟いのちの電話に100万円を挙げている。「千の風」の商標を使用している企業は、日本酒「千の風」を販売している塩川酒造(新潟市)、「お香・千の風になって」を販売している平安女学院(京都市)の2つ。いずれも『千の風になって』が生まれた経緯に共感して商品を企画し、新井に相談した上で利益の一部を「千の風・基金」に寄付することを決めた。ただし、商標登録から得られる資金では基金として成り立たないため、「千の風」の商標使用料の他に新井本人からの寄付金と「千の風」の商標を使用している企業からの寄付金も資金源としている。
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