「個性重視の原則」と普通教育
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/07/16 03:53 UTC 版)
「普通教育の思想・歴史・現在」の記事における「「個性重視の原則」と普通教育」の解説
1985年に設置された臨時教育審議会は「個性重視の原則」を教育改革の基本原則とした。この場合の「個性」とは教育基本法の基本理念に言う「普遍的にして個性豊かな文化」のうち、「普遍的文化」より「個性的文化」を重視するということである。また「個性」についても、学校や国家にも「個性」があるとし、その「個性」発揮のための社会原理として国家主義的な方向を強く押し出した。その意味で憲法・教育基本法の解釈改悪の方向を打ち出したと言える。このことは、直接的に、普通教育の理念の戦前的な転換を要請するものであった[要出典]。
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