「九千坊号」とは? わかりやすく解説

「九千坊号」(廃止)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 02:19 UTC 版)

肥薩線」の記事における「「九千坊号」(廃止)」の解説

九千坊号きゅうせんぼうごう)は、2005年10月2日から日曜祝日年末年始熊本駅 - 人吉駅間を1往復運行していた観光用快速列車である。1988年から運行されていた初代SL人吉号」が、豊肥本線での運行中機関車甚大な車両故障発生したことが原因運行終了した後(前節参照)、その後継として設定された。車両アコモデーション改装施したキハ31形気動車使用していた。通常の座席代わりに畳敷きボックスシート4つ16人分)用意しているのが特徴であり、畳敷き部分およびその脇の椅子1人掛け)4席は座席指定席となっていた。そのほかに自由席部分が9席分あった。トイレはなかった。2008年3月15日ダイヤ改正普通列車格下げされ八代駅 - 人吉駅間定期運用普通列車休日だけヘッドマーク付けたものとなっていた。2009年3月14日ダイヤ改正廃止された。当時のダイヤ同年4月25日から再び運行再開され2代目SL人吉」に継承された形となっている。 この列車観光用であるため、車内観光案内テープ流れ要所要所スピード落として運行していた。前述の「いさぶろう」・「しんぺい」と同じよう球磨川風景観賞してもらうための列車であった列車愛称の「九千坊」とは、揚子江上流唐天竺から球磨川に来た伝説河童の名である。 快速列車として運転していた際の停車駅 熊本駅 - 川尻駅 - 宇土駅 - 松橋駅 - 有佐駅 - 新八代駅 - 八代駅 - 坂本駅 - 葉木駅 - 瀬戸石駅 - 吉尾駅 - 白石駅 - 球泉洞駅 - 一勝地駅 - 渡駅 - 人吉駅 キハ31形運行される快速列車「九千坊号」(2007年3月18日熊本駅にて撮影九千坊号ヘッドマークサイドボード2007年3月18日熊本駅にて撮影

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