「イデ」の器としてのソロ・シップ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 04:45 UTC 版)
「伝説巨神イデオンの登場兵器」の記事における「「イデ」の器としてのソロ・シップ」の解説
ソロ・シップはイデオンと同様、「イデオナイト」という金属でできていた。劇中、無限力「イデ」は第6文明人の意思の集合体とされたが、そのメカニズムはイデオナイトという金属そのものによるのではないか、とされていた。第35話でシェリルとギジェがイデオナイトの電子顕微鏡写真を検証していたが、そこには光る謎の粒子が写っており、そのひとつひとつがイデのメカニズムの元であり、その集合体がイデではないか、と推測していた。『アニメック』編集部では「イデオンが第6文明人にとって仏像的存在とするならば、ソロ・シップは仏座に当たる物であり、メカニズムとしての機能性を半ば無視した構造も、そう考えれば納得が行く」との見解を述べている。 イデオンよりもはるかに巨大なイデオナイトの塊であるソロ・シップは、「イデ」の中心だったのではないかと推測される。物語の2年前から、人類の地球およびバッフ・クランの地球に巨大な流星の落下による被害が続いていたが、その流星はソロ・シップが発生させていたことがあきらかになった(第34話)。発動篇では、ソロ・シップの発生させた流星が、人類の地球およびバッフ・クランの地球を完全に破壊している。 イデオンと違って、ソロ・シップには地球製の武器しか搭載されていなかったため、敵を撃破するという形では「イデの発現」を見ることはできなかったが、イデの力が高まっている時の防御力はすさまじく、第35話ではナイト・スターの衛星の落下の直撃にも耐えた。第38話では、ステッキン・スターを両断したイデオン・ソードの近くにいたが、バリアーで防いだため無事だった。第39話ではバイラル・ジンに体当たり攻撃も敢行している。 発動篇では、出力40パーセントでも木星クラスの惑星を消滅させるガンド・ロワからのビームの一撃で艦首と右舷エンジンの一つを破壊されながらも耐え抜いた後、なおも最後のDSドライブを敢行してイデオンと共にガンド・ロワへと肉薄した後、ガンド・ロワの最終発射でバイラル・ジンやイデオン共々消滅した。
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