「めしのはんだや」と「大衆食堂半田屋」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 10:20 UTC 版)
「半田屋」の記事における「「めしのはんだや」と「大衆食堂半田屋」」の解説
1980年代までは、店舗名が「めしのはんだや」ブランドのみで、伝票方式のみの精算方法をとっており、仙台市周辺のみの店舗展開であった。1990年代になり、座席数の多い郊外店の「めしのはんだや」では、カフェテリア方式の導入が始まった。店舗によっては、ファミリーレストランを意識したソファー型ボックス席を設置する等の改革が図られた。この頃、北海道札幌市など宮城県以外の地域へも「めしのはんだや」ブランドで出店を始め、一部ではフランチャイズ展開も開始した。 2000年頃からは、内外装にレンガや木をふんだんに使ったおしゃれな雰囲気の「大衆食堂半田屋」ブランドで中田店を皮切りに改装を開始。インテリアには、籐椅子やソファー型ボックス席を多用し、おしゃれなファミリーレストランの雰囲気を出し、イメージチェンジが図られた。 「めしのはんだや」ブランドでは "安い飯を大量に" をモットーとしていたが、「大衆食堂半田屋」ブランドでは、ソフトクリームやフルーツなどのデザートの拡充、ドリンクメニューの追加、大皿から自分の好きな分だけ取れるおかずの導入、一貫から選べる寿司、女性向けの "少量で多種類の食事"などを導入した。 「めしのはんだや」としては仙台市と札幌市のみの展開だったが、この「大衆食堂半田屋」ブランドの成功により、全国へ出店攻勢をかける事になる。この結果、現在は公式HPで「めしのはんだや」のひらがな表記店舗を確認することは出来ない。最後まで「はんだや」を冠していた六丁の目店も、2009年7月3日のリニューアルにより「半田屋」に外装を衣替えされ、すべての「はんだや」が姿を消す事となった。
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