「ご当地袋麺」のパイオニア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/15 04:43 UTC 版)
「うまかっちゃん」の記事における「「ご当地袋麺」のパイオニア」の解説
「うまかっちゃん」は現在における「ご当地袋麺」の草分け的存在であり、「うまかっちゃん」のヒットでインスタントラーメンの同業他社も九州限定の豚骨ラーメンを次々に発売した(日清食品の「くおーか」「はかたんもんらーめん」、明星食品の「九州っ子」「うまかめん」、東洋水産の「博多めん美人」、サンヨー食品の「よかとん」「とっぱちからくさやんつきラーメン」など)。 その後、ハウス食品は「うまかっちゃん」の成功をきっかけに、北日本(北海道・東北地方)限定(のちに関東地方にも拡大)の「うまいっしょ」(既に終売)、近畿地方限定の「好きやねん」および関東地方(後に静岡県にも拡大)限定の「わっしょい」(同じく既に終売。ただし、前者は近畿地方をはじめとして、中国・四国地方において現在でも発売中)といったご当地袋麺を発売した。うまかっちゃんは更に九州の各地域向けに細分化したご当地袋麺を発売(後述)。 現在、うまかっちゃんシリーズは九州(沖縄県含む)と山口県のみで全種類が販売されているが、オリジナルと博多からし高菜風味のみ近畿地方を含めた西日本全域で販売されている。過去(1980年代末~90年代後半)には関東地方や北陸地方、東北地方などでもオリジナルが一部のスーパーマーケットなどで流通していたが、現在見かけることは極めて稀である。しかし、2021年現在東海地方では福岡県に本社があるコスモス薬品が進出してきたため地域によっては購入は可能である。
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