≪韓国語≫ヤッカン
別表記:ヤッカン、yak-kkan、약간
韓国語「ヤッカン」とは、「ヤッカン」の意味
ヤッカンとは、名詞の場合「若干」という意味だ。副詞として使う場合は「やや」とか「少し」など、それほど多くないことを表現したい時に用いる。正しい使い方は「ヤクソッケヤッカン ッパルダ」で「約束までやや早い」、「ヤッカン オリョウン ムンジェ」で「少し難しい問題」、「イケイクヌンヤッカンタラヨ」で「このケーキは若干甘い」となる。ヤッカンは韓国ドラマでもよく使われており、「お腹すいた?」や「暑い?」など質問された時にも使うことができる。相手に「ちょっとだけ」と伝えたい時に使えるが、「チョグン」や「チョム」、「チャンッカン」など似たような言葉もあるため、使い方を間違えやすい。また、ヤッカンは様々なシチュエーション使えるので、韓国人の中には口癖になっている人もたくさんいるようだ。韓国語「ヤッカン」のハングル表記
ヤッカンをハングル表記にすると、약간(yak-kkan,ヤッカン)。약간(ヤッカン)は「역」(ヨク)と「간」(カン)の2つが合わさって出来ている言葉だ。「역 」はそのままだと「ヨク」「ヨッ」と読み、「駅・役・逆・力・訳」という意味がある。간は「カン」と読まれ「間・肝臓」として使われる。そのため、本来は간(チュンガン)の中間や순간(スンガン)の瞬間など間という意味合いで使われることが多い。また약간は2つを繋げないと「若干・少し」という正しい意味にならないため、注意が必要だ。약간の類義語は「조금」(チョグン)・「좀」(チョム)・「얼마」(オルマ)「창칸」(チャンッカン)・「몇몇」(ミョッミョッ)・「일말」(イルマル)である。対義語は日本語で「多い」を意味する「많다」(マンタ)などが上げられる。韓国語「ヤッカン」の発音
韓国語のヤッカンは、本来「약간」で「ヤㇰカン」と表記されるが、「ヤッカン」と読まれている。日本語では「ジャッカン」なので、少し似てはいるが、「ヤ」から始まるため、韓国語の正しい発音方法と異なる。ヤッカンのアクセントは「カン」のほうが若干強くなる。「야」は日本語だと「や」「やー」と同じ発音の仕方だ。韓国では相手に声をかける時に「야」(ヤ・ヤー)と発音することがある。また、名前を呼び捨てする時も名前の後ろに「〇〇야」(〇〇ヤ)となる。「간」は、日本語で「カン」と発音する。また、「공간」(コンガン)「空間」や「그간」(クガン)「その間」、「재간」(チェガン)「才能」などは「カンとは読まず」「ガン」と読める。意味や使い方によって発音の方法が変わるので注意しなければいけない。- ≪韓国語≫ヤッカンのページへのリンク