≪韓国語≫ソリクン

実用日本語表現辞典

≪韓国語≫ソリクン

別表記：소리꾼、solikkun、ソリクン

韓国語「ソリクン」とは、「ソリクン」の意味

韓国語「ソリクン」とは、「ソリクン」の意味は、「唄い人」または「歌手」である。「ソリクン」の「ソリ」とは声や音という意味があり、「クン」はカジュアルに用いる言葉で、男、ある特定分野を専門とする人、1つのことに精通した人、達人を意味する言葉だ。かつて韓国が朝鮮であった時代の民俗芸能「パンソリ」の歌い手に対してソリクンと呼んでいたことが由来となっている。

「ソリクン」という言葉が一般的になったのは、韓国の8人組男性アイドルグループであるStray Kidsの楽曲タイトルとして起用されたことがきっかけだ。Stray Kidsの通称は「スキズ」で、2018年韓国のサバイバルオーディション番組から誕生したグループだ。当タイトルは、2021年8月23日に、韓国の芸能プロダクションであるJYPエンターテインメントよりリリースされたStray Kidsのセカンドアルバム「NOEASY」のリード曲として収録されている。また、同アルバムの先行シングルとしても発売されている楽曲だ。

Stray Kidsのメンバー・バンチャン、チャンビン、ハンの3人によるユニット3RACHAによって手掛けられたシングルで、韓国の伝統楽器であるサムルノリや車のクラクションを挿入したヒップホップ調の楽曲である。「自分らしさを貫き通したい」という熱いパッションが「ソリクン」のコンセプトで、歌詞中には「俺の場所は俺がつかむ」という意味の「ネ チャリヌン ネガ チュイハンダ 」などがある。また、アンチに対しては「すぐ引け」という意味の「タンジャン バック アップ」と挑発的に歌っている。と2021年10月13日には日本語版もリリースし、原曲とは多少趣が異なる魅力を携えている。

「ソリクン」は、韓国で人気の音楽コンテンツ・ガオンデジタルチャートで最高33位を記録し、アメリカの音楽チャート・ビルボード ワールド デジタル ソングスでは最高3位を記録した。ミュージック・ビデオの動画再生数は初日から55日の期間内で1億回を超え、Stray Kidsにとっての最短記録を更新した。日本語バージョンでリリースされた両A面シングル「ソリクン」は、オリコン週間シングルランキングにおいて最高で2位を獲得している。

韓国語「ソリクン」のハングル表記

韓国語「ソリクン」のハングル表記は「소리꾼」である。ソリクンの歌詞にある「ネ チャリヌン ネガ チュイハンダ 」は「내 자리는 내가 취한다」であり、「タンジャンバック アップ」は「당장 （back up）」だ。

韓国語「ソリクン」の発音

韓国語「ソリクン」の発音は「ソリックン」「ソゥリコゥン」である。「ネ チャリヌン ネガ チュイハンダ 」は、「ネ チャリヌン ディダ チュイハダ」だ。

（2022年9月23日更新）