がいし
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/10 23:25 UTC 版)
がいし(礙子、碍子、がい子)は、電線とその支持物とのあいだを絶縁するために用いる器具。一般には電柱・鉄塔などに装着される電力用または電信用のものを指すが、点火プラグや電熱器などにおいて電線を絶縁する器具を指すこともある。
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碍子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 17:43 UTC 版)
主に磁器で作られた絶縁物である碍子(がいし、Insulator)によって、電線の高電位の電流が塔に漏れ流れる事を防いでいる。碍子には「沿面放電」発生時にその経路を長くなるようにすることで、その発生を抑制するための多数のヒダが設けられている。
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碍子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/05 10:12 UTC 版)
野外に設置された状態を想定して加速劣化試験を行う。所定期間の間に溜まる汚れや、それに塩分が含まれた状態を想定し、絶縁の低下が許容範囲内に収まることを確認する。
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碍子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 10:16 UTC 版)
高電圧がかかった中心導体から外部への漏電を防ぐために、中心導体を覆う白い磁器製の絶縁体である。多くのスパークプラグでは碍子にリブと呼ばれる複数のくびれが設けられており、ターミナルからハウジングまでの絶縁体の表面距離を長くすることで漏電しにくくしている。
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