沿面放電とは? わかりやすく解説

沿面放電

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 06:58 UTC 版)

放電」の記事における「沿面放電」の解説

気体、あるいは液体中の放電ギャップの間に絶縁体誘電体)が存在する場合コロナ放電あるいは火花放電では絶縁物の表面沿って樹枝状の放電路が形成されるこの様放電を沿面放電と呼ぶ。沿面放電による火花放電場合絶縁体表面変質伴わないものをフラッシオーバ、伴うものをトラッキング呼び区別している。 絶縁体表面樹脂鉛丹粉末附着させコロナ放電起こさせる放電路の形状記録することが出来る。これを粉末図形と呼ぶ。また、絶縁体表面感光乳剤あるいは写真乾板載せることでも記録できる。この場合記録図形リヒテンベルク図形と呼ぶ。リヒテンベルク図形のうちコロナ放電よるものをクリドノグラフと言い記録図形電極印加された電圧にのみ依存するため、予測不可能な異常電圧簡易記録する方法として利用されている。

※この「沿面放電」の解説は、「放電」の解説の一部です。
「沿面放電」を含む「放電」の記事については、「放電」の概要を参照ください。

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