風邪 治療

風邪

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治療

一般に7日から10日で治癒する。快癒させる薬はない[44]。2009年の350人でのランダム化比較試験では、医師が共感的に対応した方が重症度が低く風邪の期間が0.9日短く[45]、2011年の719人での追試も似たような結果となった[46]

西洋医学でも東洋医学でも、安静にして睡眠をしっかり摂ることは、風邪の治療に一番良い。発熱に対しては体力の問題や脱水が危惧される場合のみ冷却し、脱水には注意するが過剰にカロリーを摂取する必要はない。早期にこれらの適切な一般療法を施し、悪化させないことが重要である[47]

西洋医学の治療法

西洋医学系の医師は、個々が訴える辛い症状を緩和する薬(対症療法)を採用し、総合感冒薬解熱薬鎮痛薬鎮咳去痰薬を、複数処方することが多い。[要出典]

アメリカ家庭医学会英語版 (AAFP) ガイドラインは、成人の風邪に対し、以下の治療は効果を示さない (Not effective) としている[11]

成人の風邪に対して効果を示さない治療 (AAFP, 2012)

しかし、2020年11月、ハーバード大学付属のベスイスラエルディーコネスメディカルセンターの老年医学の副主任であるスザンヌサラモン博士によると。ビタミンC、亜鉛ロゼンジ、チキンスープが役立つかもしれないと示唆した。風邪の症状の発症を感じたら、毎日のビタミンC摂取量を1,000mgから2,000mgの範囲に増やすことで風邪の症状を大幅に軽減する可能性がある[48]

抗生物質の投与

米国CDCの"Get Smart"キャンペーンポスター。抗生物質は風邪などのウイルス感染症には効かないことを警告している。

抗生物質(狭義の抗菌薬)は、抗細菌作用しか持たないため、風邪の約9割を占めるウイルス感染には効果がない。基本的に風邪は自然軽快し、抗生物質は副作用や薬剤耐性菌出現の原因となるためみだりに用いるべきでないとされている[49]。一方で、世界保健機関の2015年調査では、抗生物質を風邪やインフルエンザの治療に使用できると誤答した人は64%にのぼった[50]

ただし「風邪」と呼ばれる状態は、患者の思い込みを含めて多様な病態を含みうる概念であり、基礎疾患の有無や鑑別によっては抗生物質を投与すべき場面もある[49]

コクランシステマティック・レビューでは、普通感冒および化膿性鼻炎への抗生物質の投与に有意な効果はなく、有害作用のリスクが有意に高まることが報告されている(アメリカ家庭医学会によるエビデンス評価は最良A)[51][11]

抗ウイルス薬

抗ウイルス薬の処方は、風邪の原因ウイルスが多種に及ぶため現実的な効果はないが、いくつかの予備試験ではベネフィットが示されている[52][53]

解熱剤

発熱は一種の生体防御反応であり[54]、微生物の侵入による外因性・内因性発熱物質の産生により、深部体温が上昇すると免疫機能が亢進し、病原体に対する抵抗力が高くなることが示されている[55]。また発熱がウイルスの増殖を抑制するともいわれ、高熱の場合を除き解熱薬の安易な投与は控えるべきである[54]。解熱鎮痛剤の一種であるロキソプロフェンは有意ではないものの、炎症を押さえ、平均で風邪の治癒を1日遅らせる[56]

体温の上昇が極端に激しい場合、体力の消耗や脱水の危険回避のために医師が解熱鎮痛剤を使用することは正しい[54]。小児は体温調節中枢(視床下部)による体温調節機能の発達が未熟であり、高体温となりやすい。乳幼児の場合は、体温の上昇は熱性けいれんの危険性があるため、大人以上に注意を払う必要がある。しかし受診せずに解熱剤を使うことは厳禁で、小児科医にとって「熱さましは親の敵」と言われる[57]。小児に限らず、医師の関与なき解熱剤の使用は危険である[58][13]

有効性の調査

アメリカ胸部医学会 (ACCP) による、2017年のシステマティック・レビューは、風邪の咳を緩和する治療を調査し、ハチミツでは1歳以上の場合に有効性を示す複数の研究があり(1歳以下の乳児は、乳児ボツリヌス症になるため禁止)、亜鉛トローチでは有効とする弱い証拠があり、抗ヒスタミン薬や鎮痛薬、NSAIDsでは効果を裏付けるデータはなかったため、咳のためには、市販薬は推奨できないとした[59]。2018年にBMJが掲載した調査によると、システマティック・レビューを検索した結果からは充血除去薬は効果が小さいが鼻症状に有効性があることが示された[44]

第二世代抗ヒスタミン薬(鎮静作用がない)では効果なしか不明で、鼻症状に効果が確認されているのは第一世代抗ヒスタミン薬(鎮静作用あり)である[44]。特に充血除去薬と解熱鎮痛薬を併用した場合、副作用の可能性があり、不眠、眠気、頭痛、胃腸症状が起こりえる[44]

よく知られていない副作用では、充血除去薬の長期使用が薬物性鼻炎を起こすことがあり、薬によって安全な使用期間は異なるが最大3 - 7日が推奨される[44]。錠剤と鼻スプレーのどちらが効果的かを示す研究は見つからない[44]エキナセアビタミンC 、亜鉛ロズンジ/ロゼンジ(トローチ)は鼻の症状に効果はない[44]

2014年のシステマティック・レビューでは、抗ヒスタミン単独では意味のある恩恵はなく、充血除去薬では大人で小さな利益であり、充血除去薬との併用では大人では有益であり、抗生物質では利益はないが有害事象を増加させていた[29]

2013年のコクランによるシステマティック・レビューでは、治療のためのビタミンCでは結果が一貫していなかった[32]。ビタミンC 1,000 mgと亜鉛10 mgの併用では、2つのランダム化比較試験の合計94人から症状緩和のために偽薬より有効であった[60]。2018年の9研究のメタアナリシスは、両方のグループで発症前からビタミンCを服用しており、風邪の発症後に日に1から6グラムをさらに追加して服用したグループでは、平均10時間の風邪の期間の短縮がみられた[17]

加湿器についての2018年のコクランのレビューは、研究は少なく限られた結果からは、利益も害もないとした[61]

東洋医学の治療法

漢方薬の使い分けの基本[62]
急性期 亜急性期 回復期
丈夫 西洋薬 (自然治癒が多い)
ふつう 西洋・漢方を併用 漢方薬
虚弱

東洋医学において風邪にもっともしばしば用いられる、漢方処方の流れを以下に示す[62]

  • 急性期(原則は発汗療法)[62]
    • 悪寒・発熱・頭痛があり、汗が出ていない/急性喉頭炎・急性扁桃炎の初期:葛根湯麻黄を含む薬剤中心)(ある程度体力のある人向けであり、画一処方は慎む[62]
    • 鼻炎で鼻水・くしゃみ・鼻閉:小青竜湯
    • インフルエンザで高熱があり、頭痛・倦怠・筋肉痛などが顕著: 西洋医療を優先[62]
    • 軽度の鼻炎・喉頭炎の症状があり、悪寒で顔面蒼白、元から虚弱冷え性体質:麻黄附子細辛湯[62]
    • 口渇があるような明らかな熱証の場合の処方:銀翹散
  • 亜急性期
    • 熱が上下して悪寒と発熱が交互に現れてきた場合は発汗療法を打ち切る[62]
    • 鼻詰まりの改善を目的とする場合や副鼻腔炎を併発している場合の処方:辛夷清肺湯
  • 回復期

急性期・亜急性期には西洋医薬との併用が有効である[62]

小児の場合

東洋医学において、小児がかぜをひきにくくなる、というのは、体の免疫機能が高められていることを意味する。かぜをひきにくくする、ということは虚弱体質の改善と関係があると考え、次のような漢方処方が代表的なものだとも言われている[63]

  • 葛根湯(かっこんとう)[63]。薬方中の麻黄エフェドリンを含み、ときに消化器障害、興奮などをおこすことがあるが、小児の場合、成人にくらべて麻黄によく耐えるということが経験的に知られており、(成人に比べれば)神経質に考えなくてもよい。ただし、あまりに胃腸の弱い小児には使用しないほうがよい。

高齢者の場合

  • 葛根湯[64]
  • 香蘇散(こうそさん)[65]。医師の大塚恭男は、元来、虚弱体質の人の風邪が適応だが、老人の場合一見頑強に見えても抵抗力は低下していることが普通なので、60歳以上であれば、体質を選ばず使用してよいと思われ、いつも風邪をひいていると訴える人や、鬱状態をともなっている人には、平素から服用してもらうことで風邪の予防になると述べている[65]
  • 真武湯(しんぶとう)。風邪をひいても、あまり高熱が出ず、たかだか微熱程度で、悪寒があり、体がだるくて起きていられないような場合に使用する[66]
  • 竹筎温胆湯(ちくじょうおんたんとう)。比較的体力の低下した人の長引いた呼吸器症状が対象であるが、老人の呼吸器疾患には一般に使用してよいと思われる、と大塚恭男は述べている[66]。さらに、この薬方(処方)には温肝湯のニュアンスもあるので、不安・不眠といった精神症状の要素も対象となっている[66]

児童の風邪

アメリカ家庭医学会 (AAFP) ガイドラインでは、4歳以下の児童に対してはOTC風邪薬(総合感冒薬)を用いてはならないとしている(Should not be used, エビデンスレベルB)[11]

またAAFPは、児童の風邪に対し以下の介入は効果を示さない (Not Effective) としている[11]

児童の風邪に対して効果を示さない治療 (AAFP, 2012)

  • 抗生物質
  • カルボシステイン
  • デキストロメトルファン
  • ジフェンヒドラミン
  • エキナセアプルプレア
  • 低用量の吸入コルチコステロイド
  • 経口プレドニゾロン
  • OTC抗ヒスタミン薬
  • OTC抗ヒスタミン薬(充血除去薬を含むもの)
  • OTC鎮咳薬
  • OTC鎮咳薬、気管支拡張薬

2018年にBMJが掲載した調査によると、システマティック・レビューを検索した結果からは子供で効果を確認したものはなく、注意を要することが示された[44]。6歳未満には推奨できない[44]


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