草軽交通 草軽交通の概要

草軽交通

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/11 13:49 UTC 版)

草軽交通株式会社
KUSAKARU-KOTSU, Inc.
本社
種類 株式会社
略称 草軽(くさかる)
本社所在地 日本
389-0104
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東16-1[注釈 1]
北緯36度20分43.9秒 東経138度38分8.3秒 / 北緯36.345528度 東経138.635639度 / 36.345528; 138.635639座標: 北緯36度20分43.9秒 東経138度38分8.3秒 / 北緯36.345528度 東経138.635639度 / 36.345528; 138.635639
設立 1987年(昭和62年)4月8日
(草軽観光バス株式会社)
業種 陸運業
法人番号 1100001008411
事業内容 乗合バス業、貸切バス業、自動車整備業、売店業、旅行業、不動産業・別荘管理業
代表者 代表取締役 遠藤孝
資本金 4000万円(2022年3月31日現在)[1]
純資産 4億1797万1918円
(2022年3月31日現在)[1]
総資産 7億5900万0255円
(2022年3月31日現在)[1]
従業員数 67人
決算期 3月31日
主要株主 草軽上田ホールディングス株式会社
外部リンク http://www.kkkg.co.jp/
特記事項:2009年10月1日に、(旧)草軽交通株式会社の不動産事業の一部を除く乗合自動車業、自動車整備業、自動車道業、売店業、不動産業を吸収分割により承継し、現商号へ商号変更。
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概要

前身は草軽電気鉄道で、鉄道路線を全廃してから4年後の1966年に現社名に変更した(ただし、草軽電気鉄道廃止直前の1962年の鉄道線の切符には「草軽交通」の標記がある)。

2001年(平成13年)にタクシー部門を売却し、貸切バス部門を草軽観光バスとして分社化した。そのため一般乗合の路線バスの運行が中心となっていた。

2009年(平成21年)9月30日をもって東急グループから離脱した。これにより乗合・貸切とも扱うバス事業者となる。夏季には軽井沢を起終点とした定期観光バスも運行している。

バス事業のほか、数件の売店、貸自転車店、自動車整備工場などを経営しているほか、軽井沢町内の別荘管理などの業務を行う。草津温泉にあった草津温泉ホテル東急(現:草津温泉ホテルリゾート)、伊香保温泉の伊香保東急ビラ(現:大江戸温泉物語 伊香保)は草軽交通が経営していたが、前者は2005年(平成17年)9月30日、後者は2007年(平成19年)3月31日をもって、それぞれ経営から撤退し、前者はマイステイズ・ホテル・マネジメントの、後者は大江戸温泉物語の経営となった。

2011年6月30日より上田バスの株式を保有している。なお現在では、上田バスとは草軽上田ホールディングスを通じてグループ会社となっている。

歴史

  • 1928年(昭和3年) - 草津電気鉄道株式会社の自動車事業が認可される。
  • 1939年(昭和14年) - 社名を草軽電気鉄道株式会社に変更。
  • 1945年(昭和20年) - 東京急行電鉄の傘下となる。
  • 1957年(昭和32年) - 群馬県草津町長野原町六合村嬬恋村)と長野県(軽井沢町)で貸切バス事業を開始。
  • 1960年(昭和35年) - 草軽電気鉄道鉄道線新軽井沢 - 上州三原間廃止に伴いバス路線を編成する。
  • 1962年(昭和37年) - 上州三原 - 草津温泉間の廃止により、鉄道線は全廃。乗用自動車・乗合自動車の事業者となる。
  • 1966年(昭和41年) - 社名を草軽交通株式会社に変更。
  • 1987年(昭和62年) - グループ会社として貸切バス専業の草軽観光バス(本社・長野県小諸市)を設立。
  • 2001年(平成13年) - タクシー・ハイヤー部門を第一交通産業に売却、貸切バス部門を全面的に草軽観光バスに移管。
  • 2005年(平成17年) - グループ会社の草軽リゾートサービスより営業譲渡を受ける形で旅行業を開始。
  • 2009年(平成21年)
    • 9月30日をもって東京急行電鉄が保有株式を合同会社ジェイ・エル・ディーに売却し、東急グループから離脱。
    • 10月1日、従来の草軽交通の不動産事業を除く事業を草軽観光バスに統合させた上で新会社とする(新会社の商号は草軽交通株式会社)。
  • 2011年(平成23年)3月8日 - 軽井沢町軽井沢東16-1(草軽交通本社整備工場敷地内)に新社屋が完成。業務を新社屋にて開始する。
  • 2011年(平成23年)4月 - 東急軽井沢別荘地の事業を譲受。
  • 2011年(平成23年)6月 - 主要株主が合同会社ジェイ・エル・ディーから地元株主5名に変わる。
  • 2011年(平成23年)6月30日 - 会社分割により白糸ハイランドウェイの権利義務を株式会社白糸ハイランドウェイへ承継させる[6]

  1. ^ 草軽上田ホールディングス株式会社の本社所在地でもある。
  1. ^ a b c 令和4年3月期(第35期)決算公告”. 草軽交通株式会社. 2022年7月28日閲覧。
  2. ^ 草軽上田ホールディングス交通会社
  3. ^ ウェブサイト上では、草軽上田ホールディングスと表記されている。ただし、以前は一部資料内で草軽上田ホールディングス交通株式会社と表記されていた。
  4. ^ バス事業の現状と取り組みについて
  5. ^ 草軽交通株式会社
  6. ^ 2011年(平成23年)5月27日『官報』第5563号28ページ「吸収分割公告」


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