機動戦士ガンダムΖΖ スタッフ

機動戦士ガンダムΖΖ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/02 15:21 UTC 版)

スタッフ

主題歌

キングレコードより発売。前期はオープニング・エンディングとも従来の作品にはあった歌詞クレジット表示が廃止されたが、後期になって復活している。

オープニングテーマ
アニメじゃない -夢を忘れた古い地球人よ-」(第1話 - 第25話)
作詞 - 秋元康 / 作曲 - 芹澤廣明 / 編曲 - 鷺巣詩郎 / 唄 - 新井正人
「サイレント・ヴォイス」(第26話 - 第47話)
作詞 - 売野雅勇 / 作曲 - 芹澤廣明 / 編曲 - 若草恵 / 唄 - ひろえ純
  • ゲームで使用されたため、芹澤廣明が作曲したアニメソングの中で最も売れた(印税収入があった)曲である[20]
エンディングテーマ
時代が泣いている」(第1話 - 第25話)
作詞 - 秋元康 / 作曲 - 芹澤廣明 / 編曲 - 鷺巣詩郎 / 唄 - 新井正人
「一千万年銀河」(第26話 - 第47話)
作詞 - 井荻麟 / 作曲 - 芹澤廣明 / 編曲 - 若草恵 / 唄 - ひろえ純
  • 最終回ラストのジュドーとルーが木星へと旅立つ場面で2コーラス目が挿入歌として使用されている。
挿入歌
「Ζ・刻を越えて」(第1話)
原作詞・作曲 - ニール・セダカ / 日本語版作詞 - 井荻麟 / 編曲 - 渡辺博也 / 歌 - 鮎川麻弥
「星空のBelieve」(第20話)
原作詞・作曲 - ニール・セダカ、フィリップ・コーディ / 日本語版作詞 - 竜真知子 / 編曲 - 渡辺博也 / 歌 - 鮎川麻弥

各話リスト

第1話は、『機動戦士ガンダム』と『機動戦士Ζガンダム』の名場面や世界観、施設、登場するMSなど、前2作までの大まかな話の流れなどを説明した特別編(総集編)であり、実質的な物語は第2話より始まる[注 7]。第1話の前半ではシャアがナレーション的存在として登場したり、「MSの影絵当て」の正誤判定をしたりと異色の演出が行われている。その一方で、劇中ナレーションにシリーズ第1作『機動戦士ガンダム』ナレーションの永井一郎のナレーションも入れるといった従来のファン向けの演出もなされている。次回予告のBGMは39話までは第1オープニングの『アニメじゃない』のアレンジで、40話からは第2オープニングの『サイレント・ヴォイス』のAメロ部分となっている。

話数 放送日 サブタイトル 脚本 コンテ 演出 作画監督
第1話 1986年
3月1日
プレリュードΖΖ 南田操(構成) - 寺沢賢 -
第2話 3月8日 シャングリラの少年 鈴木裕美子 杉島邦久 北爪宏幸
第3話 3月15日 エンドラの騎士 遠藤明吾
  • 杉島邦久
  • 横山広行
横山広行 山田きさらか
第4話 3月22日 熱血のマシュマー 鈴木裕美子
  • 森一浩
  • 斧谷稔
関田修 金山明博
第5話 3月29日 ジュドーの決意 遠藤明吾
平林淳 恩田尚之
第6話 4月5日 ズサの脅威 鈴木裕美子 川瀬敏文 敷島博英
第7話 4月12日 ガザの嵐 遠藤明吾
  • 杉島邦久
  • 斧谷稔
杉島邦久 小林利充
第8話 4月19日 鎮魂の鐘は二度鳴る 鈴木裕美子 横山広行 神村幸子
第9話 4月26日 宇宙のジュドー[注 8] 遠藤明吾
  • 世良邦男
  • 斧谷稔
関田修 山田きさらか
第10話 5月3日 さよならファ 鈴木裕美子
  • 森一浩
  • 斧谷稔
平林淳 金山明博
第11話 5月10日 始動! ダブル・ゼータ 遠藤明吾 川瀬敏文 恩田尚之
第12話 5月24日 リィナが消えた 鈴木裕美子 杉島邦久 小林利充
第13話 5月31日 妹よ! 遠藤明吾 横山広行 神村幸子
第14話 6月7日 幻のコロニー(前) 鈴木裕美子
  • 世良邦男
  • 斧谷稔
平林淳 山田きさらか
第15話 6月14日 幻のコロニー(後)
  • 森一浩
  • 斧谷稔
関田修 金山明博
第16話 6月21日 アーガマの白兵戦 遠藤明吾 川瀬敏文 恩田尚之
第17話 6月28日 奪回! コア・トップ
  • 滝沢敏文
  • 斧谷稔
杉島邦久 敷島博英
第18話 7月5日 ハマーンの黒い影
  • 横山広行
  • 杉島邦久
横山広行 神村幸子
第19話 7月12日 プルとアクシズと
平林淳 山田きさらか
第20話 7月19日 泣き虫セシリア(前) 鈴木裕美子
  • 関田修
  • 斧谷稔
関田修 金山明博
第21話 7月26日 泣き虫セシリア(後)
川瀬敏文 恩田尚之
第22話 8月2日 ジュドー、出撃!! 遠藤明吾 杉島邦久 小林利充
第23話 8月9日 燃える地球 横山広行 敷島博英
第24話 8月16日 南海に咲く兄妹愛 鈴木裕美子
  • 高松信司
  • 斧谷稔
高松信司 神村幸子
第25話 8月23日 ロンメルの顔 遠藤明吾
  • 森一浩
  • 斧谷稔
関田修 山田きさらか
第26話 8月30日 マサイの心 鈴木裕美子
  • 川瀬敏文
  • 高松信司
  • 斧谷稔
川瀬敏文 恩田尚之
第27話 9月6日 リィナの血(前) 遠藤明吾 杉島邦久 金山明博
第28話 9月13日 リィナの血(後) 滝沢敏文 江上潔 小林利充
第29話 9月20日 ルーの逃亡 鎌田秀美 横山広行 神村幸子
第30話 9月27日 青の部隊(前) 鈴木裕美子
  • 川瀬敏文
  • 高松信司
高松信司 山田きさらか
第31話 10月4日 青の部隊(後) 鎌田秀美 谷田部勝義 関田修 恩田尚之
第32話 10月11日 塩の湖を越えて 遠藤明吾 杉島邦久 北爪宏幸
第33話 10月18日 ダブリンの午後 鈴木裕美子
今西隆志 金山明博
第34話 10月25日 カミーユの声 遠藤明吾 川瀬敏文 小林利充
第35話 11月1日
[注 9]
落ちてきた空 鈴木裕美子 横山広行 神村幸子
第36話 11月8日 重力下のプルツー 鎌田秀美
  • 高松信司
  • 斧谷稔
高松信司 恩田尚之
第37話 11月15日 ネェル・アーガマ 遠藤明吾
  • 滝沢敏文
  • 斧谷稔
江上潔 山田きさらか
第38話 11月22日 鉄壁、ジャムル・フィン 鈴木裕美子 杉島邦久 関田修 金山明博
第39話 11月29日 サラサ再臨 鎌田秀美
  • 今西隆志
  • 斧谷稔
今西隆志 小林利充
第40話 12月6日 タイガーバウムの夢 鈴木裕美子 川瀬敏文 神村幸子
第41話 12月13日 ラサラの命 遠藤明吾 滝沢敏文 杉島邦久
  • 小曽根正美
  • 山下明彦
第42話 12月20日 コア3の少女(前) 鈴木裕美子 横山広行 山田きさらか
第43話 12月27日 コア3の少女(後) 遠藤明吾
  • 高松信司
  • 斧谷稔
高松信司 金山明博
第44話 1987年
1月10日
エマリー散華さんげ
  • 鈴木裕美子
  • 斧谷稔
  • 杉島邦久
  • 斧谷稔
江上潔 小林利充
第45話 1月17日 アクシズの戦闘 鎌田秀美 滝沢敏文 関田修 神村幸子
第46話 1月24日 バイブレーション 遠藤明吾 川瀬敏文 内田順久
第47話 1月31日 戦士、再び……
  • 遠藤明吾
  • 斧谷稔
  • 杉島邦久
  • 斧谷稔
杉島邦久 北爪宏幸

注釈

  1. ^ 富野監督は「(デザインは)永野君に任せようと思っている」「(ΖΖは)いわゆる永野メカではなく大河原邦男マシンに近い線がある」「今描かせているヤラレメカに近いメカなどはかつての手塚治虫を彷彿させる漫画的なものまである」と語っている[8]
  2. ^ そこから富野監督により命名された[10]
  3. ^ 鉢かづき姫」のイメージでデザインされ、のちにデザインを一新した際に新デザインの方に名前を譲ってもともとのこちらのデザインのMSはその由来から「ハチカ」と改名された[10]
  4. ^ なお、この永野版ΖΖのラフデザインは、当時バンダイから発売されていた小冊子『模型情報』で、仮デザインとして発表されているほか、『月刊ニュータイプ』に1986年3月号にも掲載されている。
  5. ^ 講談社『機動戦士ガンダム大全集』掲載のΖΖガンダムのラフ案の中に、波動砲を装備したΖΖガンダムとして、決定稿となったデザインに近いものが掲載されている。
  6. ^ 第12話よりクレジット。
  7. ^ これに関して高松信司は、制作が間に合わなかったために急遽特別編として構成し、名古屋テレビ側は難色を示しながらも、それを第1話として納品したためとしている[21]
  8. ^ 「宇宙」のルビは「うちゅう」であり、「そら」ではない。
  9. ^ 一部の地方では10月31日の17:00に先行放送された。

出典

  1. ^ 日経キャラクターズ! 編「機動戦士ガンダムΖΖ DATA」『大人のガンダム HISTORY & BUSINESS』日経BP社〈日経BPムック〉、2004年10月1日、38頁。ISBN 4-8222-1705-1 
  2. ^ ΖΖ(ダブルゼータ)からUC(ユニコーン)へ - 福井晴敏氏らが宇宙世紀の『ガンダム』を語る「ΖΖをなかったことにはできない」(その4)」『マイナビニュース』、2013年9月4日。2016年1月4日閲覧。オリジナルの2021年12月20日時点におけるアーカイブ。
  3. ^ 機動戦士ガンダム大全集 1991, pp. 124–125, §機動戦士ガンダム 10年の軌跡を追って 「ZZ」には、シャアの登場が予定されていた?
  4. ^ 封入特典「逆襲のシャア ドキュメントコレクション」収録インタビュー冒頭公開”. 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』公式サイト. 株式会社サンライズ (2018年6月22日). 2021年5月4日閲覧。 アーカイブ 2021年10月17日 - ウェイバックマシン
  5. ^ 『機動戦士ガンダムMS大全集』バンダイ、1988年、96-98頁。ISBN 4-89189-336-2 
  6. ^ a b c 『GUNDAM WARS II MISSION ΖΖ』大日本絵画、1988年、156-157頁。ISBN 978-4-499-20526-9 
  7. ^ 永野護『機動戦士ガンダムΖΖメモリアルボックスTYPE-1封入ブックレット』バンダイビジュアル、1996年11月、8-9頁。 
  8. ^ a b B-CLUB』Vol.3、バンダイ、1985年12月、11頁、ISBN 9784891893828 
  9. ^ 『機動戦士ガンダムエピソードガイド』 Vol.3、角川書店、1999年12月、6-7頁。ISBN 978-4-04-853070-5 
  10. ^ a b c 『Newtype2007年1月号 ポスター』角川書店、2006年12月。 
  11. ^ 永野護『ファイブスター物語リブート』 2 (CLOTHO)、角川書店、2011年4月、26頁。ISBN 978-4-04-854622-5 
  12. ^ 月刊ニュータイプ』2011年4月号、角川書店、2011年3月、22頁。 
  13. ^ 『The Five Star Stories OUTLINE』角川書店、2001年12月、6-7頁。ISBN 978-4-04-853463-5 
  14. ^ 『comicNewtype1996冬の号』角川書店、1996年2月、8-26頁。 
  15. ^ 機動戦士ガンダム大全集 1991, p. 123
  16. ^ 尾形英夫編「前奏曲「機動戦士ガンダムΖΖ」」『アニメージュ』1986年4月号、徳間書店、1986年4月10日、61頁、雑誌 01577-4。 
  17. ^ a b c ガンプラファクトリー 2005, p. 97
  18. ^ 出渕裕『出渕裕メカニカルデザインワークス (1)』ムービック、2000年8月、28-29頁。ISBN 4-89601-490-1 
  19. ^ 「G計画 〜ガンダムができるまで〜 機動戦士ガンダムΖΖ編」『GREAT MECHANICS』 6巻、双葉社〈双葉社MOOK〉、2002年、33-34頁。ISBN 4-575-46409-0 
  20. ^ 【この人の哲学】作曲家・芹澤廣明 アニソン「タッチ」には違う歌詞があった」『東京スポーツ』、2020年9月6日。2021年8月24日閲覧。オリジナルの2022年12月12日時点におけるアーカイブ。
  21. ^ @takama2_shinji (2022年3月24日). "「ZZ」の1話がなんであんな事になっているかと言うと". 2022年3月25日時点のオリジナルよりアーカイブX(旧Twitter)より2022年3月25日閲覧
  22. ^ 「全国縦断放映リスト」『アニメージュ』1987年2月号、徳間書店、115 - 125, 127 - 132頁。 
  23. ^ 『北國新聞』1986年7月25日 - 1987年7月10日付朝刊、テレビ欄。
  24. ^ 小説『機動戦士Ζガンダム』第2巻表紙折り返しの著者コメントより。






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