岩槻区 歴史

岩槻区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/28 02:11 UTC 版)

歴史

年表

  • 1382年(永徳2年) - 岩付(岩槻)の名称が初めて資料に記される。
  • 1457年(長禄元年) - 太田道灌によって岩付城(岩槻城)が築城される。戦国時代には道灌の曾孫太田資正は名将として名をとどろかせた。
  • 1587年(天正15年) - 岩槻城新曲輪および大溝が整備される。
  • 1590年(天正18年) - 岩槻城が落城し、後北条氏が滅亡する。岩槻城主として徳川家康の家臣、高力清長が入城する。
  • 江戸時代、大岡家岩槻藩2万2千石の城下町として、また日光御成街道宿場町として栄えた。なお、岩槻城長屋門などが遺構として移築現存している。
  • 1617年(元和3年) - 江戸幕府将軍日光社参が始められ、岩槻城が将軍の泊城になる。
  • 1629年(寛永6年) - 荒川の流路が変更され、旧流路が元荒川となる。
  • 1671年(寛文11年) - 時の鐘が設けられる。
  • 1720年(享保5年) - 時の鐘が改鋳される。
  • 1767年(明和4年) - 明和事件が起こる。元岩槻藩士の山県大弐などが死罪になる。
  • 1799年(寛政11年) - 岩槻藩士の儒学者児玉南柯が私塾として遷喬館を開く。
  • 1811年(文化8年) - 郷学戩穀堂が設けられる。同年、遷喬館が藩校となる。
  • 1871年(明治4年)11月14日(旧暦) - 浦和県岩槻県忍県の3県が合併して埼玉県が誕生。県庁は浦和に置かれる。
  • 1873年(明治6年) - 岩槻城が廃城となる。
  • 1875年(明治8年) - 現在の岩槻区域に小学校が設けられる。
  • 1879年(明治12年) - 前年に成立した南埼玉郡郡庁が岩槻町におかれる。
  • 1891年(明治24年) - 岩槻 - 大宮間に乗合馬車が開通する。
  • 1914年(大正3年) - 岩槻に電気が引かれる。
  • 1921年(大正10年) - 岩槻 - 大宮間に乗合バスが開通する。
  • 1924年(大正13年)10月19日 - 武州鉄道蓮田駅 - 岩槻駅間 (6.4km) 開業。なお、この岩槻駅の位置は現在の東武野田線岩槻駅とは異なる。
  • 1929年(昭和4年)11月17日 - 北総鉄道(現在の北総鉄道とは無関係)がのちの東武野田線となる大宮仮停留所(大宮駅から北大宮駅方331m付近) - 東武鉄道粕壁駅(現・春日部駅)間9.5マイル (15.3km) の鉄道路線を開通した。同時に岩槻町駅(現・岩槻駅)開業。その後大宮駅構内の工事が進み、同年12月9日に省線大宮駅まで乗り入れた。
  • 1938年(昭和13年)9月1日 - 武州鉄道廃止。
  • 1944年(昭和19年) - 総武鉄道東武鉄道と合併し、東武野田線となる。
  • 1954年(昭和29年)5月3日 - 南埼玉郡岩槻町、新和村和土村川通村柏崎村河合村慈恩寺村の1町6村が合併し、新たに岩槻町となる。
  • 1954年(昭和29年)7月1日 - 市制施行し岩槻市となる。
  • 1964年(昭和39年) - 岩槻局の電話がダイヤル式となる。
  • 1966年(昭和41年) - 市営球場が完成する。
  • 1969年(昭和44年) - 旧岩槻市の人口が5万人を数える。同年、東岩槻駅が開業。
  • 1971年(昭和46年) - 岩槻市役所の新庁舎が竣工する。同年、中央図書館が開館。
  • 1972年(昭和47年)11月13日 - 東北自動車道が部分開通(岩槻IC - 宇都宮IC)。同年、人口が7万人を数える。
  • 1976年(昭和51年) - 人形の町岩槻まつりが始まる。
  • 1977年(昭和52年) - 市のつき」・市のやまぶき」が市民公募により選定される。
  • 1980年(昭和55年) - 東北自動車道の岩槻IC - 浦和料金所間が開通。
  • 1981年(昭和56年) - 千葉県安房郡千倉町(現:南房総市)と友好都市の調印がなされる。
  • 1982年(昭和57年) - 児童センターが開館。
  • 1985年(昭和60年) - 旧岩槻市の人口が10万人を数える。
  • 1986年(昭和61年) - コミュニティセンターいわつきが開館。
  • 1987年(昭和62年) - 生涯学習センターが開所。
  • 1988年(昭和63年) - 老人福祉センター「槻寿苑」が開所。
  • 1990年(平成2年) - 市民温水プールが開所。
  • 1991年(平成3年) - 生涯スポーツ都市宣言が行われる。
  • 1994年(平成6年) - 区域に目白大学が開学。
  • 1996年(平成8年) - 岩槻駅東口再開発ビル「WATSU(ワッツ)」がオープン。同年、岩槻駅東口コミュニティセンターおよび岩槻駅東口図書館が開館する。また、カナダブリティッシュコロンビア州ナナイモ市と国際友好都市の提携がなされる。
  • 1997年(平成9年) - 知的障害者更生施設「槻の木」が開所。
  • 1998年(平成10年) - ふれあいプラザが開館。
  • 2000年(平成12年) - リサイクルプラザが開設。
  • 2002年(平成14年)7月31日 - 公職選挙法改正で、岩槻市の所属する衆議院小選挙区埼玉13区から埼玉1区となる。後に、さいたま市へ編入合併へ至る要因の一つとなる。
  • 2003年(平成15年)1月26日 - 合併に関する住民投票を実施。結果が「さいたま市との合併(23,412票/52.6%)」・「合併しない(17,280票/38.8%)」・「春日部市・南埼玉郡宮代町北葛飾郡杉戸町・北葛飾郡庄和町との合併(3,810票/8.5%)」となり、2月5日に岩槻市はさいたま市に対し合併協議を申入れ [1]
  • 2004年(平成16年)7月1日 - 市制施行50周年を迎える。
  • 2004年(平成16年)8月24日 - さいたま市との合併協定の調印式が行われる。
  • 2005年(平成17年)4月1日 - 岩槻市がさいたま市に編入され、さいたま市岩槻区が成立。
  • 2006年(平成18年) - みそのウイングシティが街びらき。
  • 2012年(平成24年)1月4日 - 旧岩槻市庁舎から岩槻駅前の再開発ビル「ワッツ」に区役所が移転する。
  • 2020年(令和2年)2月22日 - 岩槻人形博物館が開館[2]
  • 2022年(令和4年)11月18日 - 公職選挙法改正で、岩槻区の所属する衆議院小選挙区が埼玉1区から新設の埼玉16区となる。







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