岩槻安穏朝市とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 岩槻安穏朝市の意味・解説 

岩槻安穏朝市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/29 18:23 UTC 版)

岩槻安穏朝市(いわつきあんのんあさいち)は、埼玉県さいたま市岩槻区で開催されている朝市である。

概要

毎月(8月は休み)第3日曜日の午前9時から[1]午後1時にかけて、さいたま市岩槻区太田の嵓月山・浄源寺にて開催されている[2]。「岩槻は朝市からはじまる。の会」が主催し、地場野菜、地域のB級グルメ工芸品の販売をはじめ、東日本大震災で被害に遭った福島県の応援コーナーも設けられている[2]

名称は浄土真宗の宗祖とされる親鸞の言葉「世の中安穏なれ」に由来し、マスコットキャラクターは「いわつきん。」である[2]

第1回目の開催は、2011年10月。コロナ禍で開催中止を余儀なくされ、2022年7月に876日ぶりに復活[3]し、2023年2月には通算100回目の開催を迎え[4]三遊亭楽生による記念落語会が開かれた[5]

第1回目の開催にあたり、先代住職(河津頴修)から以下の言葉を頂戴し、それを守り続けている[5]

  • 続けること こんなイベントをしたい。という人たちを沢山見てきた でも続けている人を見たことがない やるのであれば、続けること
  • 本物を揃える 世間はつい安い物を買ってしまう人が多い 岩槻は500年の城下町、そして人形のまち モノには価値があり、価値には値段がある 本物を揃え、来場者にそれを教える場であって欲しい

脚注

  1. ^ かつては午前10時から(参考)。
  2. ^ a b c 岩槻安穏朝市開催概要
  3. ^ 第94回岩槻安穏朝市”. 毎月第3日曜開催!岩槻安穏朝市|埼玉県さいたま市岩槻区 (2022年7月11日). 2023年9月8日閲覧。
  4. ^ 【2/19】第100回岩槻安穏朝市〜三遊亭楽生師匠・100回記念落語会〜”. 毎月第3日曜開催!岩槻安穏朝市|埼玉県さいたま市岩槻区 (2023年2月1日). 2023年9月8日閲覧。
  5. ^ a b 100回目の岩槻安穏朝市が無事に終わりました”. 毎月第3日曜開催!岩槻安穏朝市|埼玉県さいたま市岩槻区 (2023年2月20日). 2023年9月8日閲覧。

関連項目

  • 築地本願寺 - 浄源寺と同じ浄土真宗西本願寺系の寺院で、こちらでも2010年4月から「安穏朝市」が開催されていた[1]

外部サイト

  1. ^ 安穏朝市かわら版: 安穏朝市とは”. 安穏朝市かわら版. 2023年9月8日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「岩槻安穏朝市」の関連用語

1
6% |||||

岩槻安穏朝市のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



岩槻安穏朝市のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの岩槻安穏朝市 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS