ツネイシホールディングス ツネイシホールディングスの概要

ツネイシホールディングス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/11 19:11 UTC 版)

ツネイシホールディングス株式会社
Tsuneishi Holdings Inc.
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 ツネイシ
本社所在地 日本
720-0393
広島県福山市沼隈町常石1083番地
設立 1942年(昭和17年)4月30日
業種 輸送用機器
法人番号 6240001029372
事業内容 持株会社・ホテル業
代表者 代表取締役社長 神原 宏達
資本金 1億円
売上高 130億6900万円
(2023年12月期)[1]
営業利益 108億6100万円
(2023年12月期)[1]
経常利益 108億7200万円
(2023年12月期)[1]
純利益 120億6200万円
(2023年12月期)[1]
純資産 168億8200万円
(2023年12月期)[1]
総資産 1482億8300万円
(2023年12月期)[1]
外部リンク https://www.tsuneishi-hd.com/
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2011年平成23年)1月、事業部門を新設分割と吸収分割し、事業持株会社から純粋持株会社となった[2]。2011年7月から直営で一般客向けのホテル事業を開始し再び事業持株会社となった[3]

沿革

  • 1903年明治36年)- 神原勝太郎が海運業(神原汽船)創業。中古船で石炭輸送を始める[4]
  • 1917年大正6年)- 塩浜造船所開設(常石造船の創業)。船の建造・修理を自前にして海運事業のコストダウンを図る[4]
  • 1953年昭和28年)- 住広石炭商会(のちの住広)設立。
  • 1963年(昭和38年)- 常石鉄工株式会社設立。
  • 1966年(昭和41年)- 神原林業株式会社(のちの常石林業建設)設立。
  • 1968年(昭和43年)- 神原食品工業株式会社(のちの常石エンタプライズ)設立。
  • 1978年(昭和53年)- 神原マリン株式会社(のちの常石ポートサービス)設立。
  • 1979年(昭和54年)- 常石エンジニアリング株式会社設立。
  • 1992年平成4年)- 株式会社ツネイシリサーチアンドデベロップメント設立。
  • 2007年(平成19年)1月 - 常石造船がグループ10社を吸収合併し、事業持株会社ツネイシホールディングス株式会社発足。
  • 2010年(平成22年)12月24日明石淡路フェリーの臨時株主総会にて、全保有株式の淡路ジェノバラインへの譲渡と派遣していた役員の退任により経営から撤退したことを発表した[5]
  • 2011年(平成23年)
    • 1月 - 社内カンパニー会社分割し、純粋持株会社となる[2][6]
    • 7月1日 - ツネイシホールディングスの研修施設を改装し、一般客向けの「神石高原ホテル」として直営で営業開始[3]
  • 2012年(平成24年)- 投資や新規事業開発を行うせとうちホールディングスを設立[7]
  • 2016年(平成28年)1月 - ツネイシビジネスサービス株式会社を吸収合併[8]
  • 2019年(平成31年)4月 - せとうちホールディングスを吸収合併[9]

創業者一族

  • 神原勝太郎 - 創業者[10]
  • 神原秀夫(1916-1977) - 勝太郎の子、常石造船社長などのほか沼隈町初代町長も兼任。町民のパラグアイ移民事業を推進したほか、同町に神勝寺を開くなどした[11][10][4]
  • 神原眞人 - 秀夫の子、常石造船社長などを務めた[10]
  • 神原勝成 - 眞人の長男、ツネイシホールディングス社長、常石造船社長などを経て、せとうちホールディングス代表となり、ガンツウの就航やせとうちSEAPLANESの開業などで話題を呼んだが、2019年にツネイシホールディングスに吸収された[12][10][13][9]。神勝寺責任役員[14]
  • 神原宏達 - 眞人の四男、ツネイシホールディングス社長、神原汽船社長、常石造船専務取締役[15][10]
  • 神原弥奈子 - 眞人の娘[10]

  1. ^ a b c d e f ツネイシホールディングス株式会社 第96期決算公告
  2. ^ a b グループ報「つねいし」No.334” (PDF). ツネイシホールディングス (2011年1月1日). 2011年12月16日閲覧。
  3. ^ a b 三和の森の恵みを生かすリゾートホテル〜『神石高原ホテル』が7月1日オープン”. ツネイシホールディングス (2011年6月28日). 2013年1月8日閲覧。
  4. ^ a b c 寺院経営における企業スポンサーの役割に関する一考察─神勝寺と常石グループの事例から (PDF) 小野瀬拡・山口浩、駒澤大学、Journal of Global Media Studies Vol. 26、2020年
  5. ^ a b 明石淡路フェリー(株)からの経営撤退について”. ツネイシホールディングス (2010年12月24日). 2011年12月16日閲覧。
  6. ^ ツネイシホールディングスの分社化について〜ツネイシホールディングスを持ち株会社へ7事業会社を分社〜”. ツネイシホールディングス (2010年12月7日). 2011年12月16日閲覧。
  7. ^ a b 常石グループが小型航空機事業に参入 | ツネイシホールディングス株式会社
  8. ^ ツネイシホールディングス株式会社がツネイシビジネスサービス株式会社を吸収合併”. ツネイシホールディングス (2015年12月5日). 2016年1月9日閲覧。
  9. ^ a b ツネイシHDが豪華客船事業で大コケ月刊ファクタ、2019年5月号
  10. ^ a b c d e f 『地方の名門企業: 週刊東洋経済eビジネス新書No.242』週刊東洋経済編集部、東洋経済新報社、「宮澤家を長年支援 瀬戸内の重鎮 ツネイシHD」の章
  11. ^ 「神原基金」と「神原育英会」の成り立ちと今後ディスカバー・ニッケイ、 2010年5月28日
  12. ^ 人事・機構改革のお知らせ常石造船、2006年12月27日
  13. ^ 株式会社せとうちホールディングスNews2u
  14. ^ About Us神勝寺禅と庭のミュージアム
  15. ^ 常石造船株式会社 役員人事についてのお知らせ(2016年1月1日付)常石造船、2015年12月5日


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