とう‐しょう〔‐シヤウ〕【凍傷】
凍傷
凍傷
凍傷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/30 18:50 UTC 版)
凍傷(とうしょう)は、低温が原因で生じる皮膚や皮下組織の傷害である。極度の低温はもちろん、0℃を少々下回る程度の温度でも長時間さらされると生じ、痛みを伴う。瘃(ちょく)は凍傷の意味である[1]。
- ^ 漢字源
- ^ Roche-Nagle G, Murphy D, Collins A, Sheehan S (June 2008). “Frostbite: management options”. Eur J Emerg Med 15 (3): 173–5. doi:10.1097/MEJ.0b013e3282bf6ed0. PMID 18460961 2008年6月30日閲覧。.
- ^ Ay H, Uzun G, Yildiz S, Solmazgul E, Dundar K, Qyrdedi T, Yildirim I, Gumus T (2005). “The treatment of deep frostbite of both feet in two patients with hyperbaric oxygen. (abstract)”. Undersea Hyperb Med. 32 (1 (supplement)). ISSN 1066-2936. OCLC 26915585 2008年6月30日閲覧。.
- ^ Finderle Z, Cankar K (April 2002). “Delayed treatment of frostbite injury with hyperbaric oxygen therapy: a case report”. Aviat Space Environ Med 73 (4): 392–4. PMID 11952063.
- ^ Folio LR, Arkin K, Butler WP (May 2007). “Frostbite in a mountain climber treated with hyperbaric oxygen: case report”. Mil Med 172 (5): 560–3. PMID 17521112.
- ^ Gage AA, Ishikawa H, Winter PM (1970). “Experimental frostbite. The effect of hyperbaric oxygenation on tissue survival”. Cryobiology 7 (1): 1–8. PMID 5475096 2008年6月30日閲覧。.
- ^ Weaver LK, Greenway L, Elliot CG (1988). “Controlled Frostbite Injury to Mice: Outcome of Hyperbaric Oxygen Therapy.”. J. Hyperbaric Med 3 (1): 35-44 2008年6月30日閲覧。.
- ^ Eric Perez, MD. National Institute of Health. Retrieved May 18, 2006.
- ^ a b 金田正樹 『感謝されない医者』山と渓谷社、2007年、216頁。ISBN 978-4635140072。
凍傷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/09/07 00:55 UTC 版)
「アイシング (治療)」の記事における「凍傷」の解説
アイシングにおいては冷やし過ぎにより凍傷を負う事に注意する必要がある。冷やし過ぎを引き起こす要因には冷却時間・冷却媒体の温度・冷却媒体の種類・患部への圧迫の度合いがある。とりわけ重要なのは冷却媒体の温度である。コールドパックの中には摂氏0℃以下に冷えるものがあるが、そのようなものを使用すると短時間のアイシングであっても凍傷を引き起こす危険があるため、使用時にはタオルで巻くなどの工夫が必要である。また、コールドスプレーを長時間至近距離から吹き付ける行為は凍傷を引き起こしやすい。前述のようにコールドスプレーは氷よりもアイシング効果は低いため、患部の深部を冷却しようとすると長時間吹き付けることになるので注意が必要である。氷を使用する場合でも、家庭用冷凍庫で作ったものや市販のものは摂氏0℃以下に冷却されている場合があり、そのような場合は氷を水に濡らして表面を溶かすか、水を混ぜて氷水にして対処することが望ましい。アイシングをしたまま眠ると凍傷を引き起こす恐れがあるので注意が必要である。アイシングを行う時間の目安はおおむね10-30分である。
※この「凍傷」の解説は、「アイシング (治療)」の解説の一部です。
「凍傷」を含む「アイシング (治療)」の記事については、「アイシング (治療)」の概要を参照ください。
凍傷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 05:03 UTC 版)
当時の陸軍は、しっかりした冬季装備と厳寒地での正しい防寒方法とを持っていなかった。しかも、非戦闘時の兵士は硬くて履き心地の良くない軍靴よりも草履を履くことが多く、また物資運搬を担った民間人の軍夫は軍靴を支給されなかった。結果的に多くの兵士と軍夫が凍傷に罹り、相当な戦力低下を招いた。凍傷は、山東半島での威海衛攻略戦、大陸での冬営、遼河平原の作戦などで多発した。このため戦後、そうした戦訓を基に防寒具研究と冬季訓練が行われた。そして後年、対ロシア戦を想定した訓練中に起こったのが八甲田雪中行軍遭難事件である。
※この「凍傷」の解説は、「日清戦争」の解説の一部です。
「凍傷」を含む「日清戦争」の記事については、「日清戦争」の概要を参照ください。
凍傷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 22:47 UTC 版)
詳細は「凍傷」を参照 軽度の凍傷や凍瘡であれば、氷や雪で患部をマッサージすることで改善が促進されるという民間療法があり、大陸中央部で古くから使われている。理論的には血管交感神経麻痺による局所充血での循環障害を軽減させるものと考えられる。方法としては、氷塊の場合、滑らかな面で優しく患部をマッサージする。強く擦ると皮膚を損傷する恐れがある。雪は水分の少ない軟らかなパウダースノーで行なう。可能ならば速やかに医師の受診を受ける。中重度の凍傷は、治療が遅れると部分壊死など人体に対する致命的な損傷を与える場合がある。
※この「凍傷」の解説は、「民間療法」の解説の一部です。
「凍傷」を含む「民間療法」の記事については、「民間療法」の概要を参照ください。
凍傷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 00:06 UTC 版)
直接手で触れると凍傷を起こす危険がある。 直接口に含む行為は凍傷や二酸化炭素 (CO2) 中毒の恐れがあり危険である。
※この「凍傷」の解説は、「ドライアイス」の解説の一部です。
「凍傷」を含む「ドライアイス」の記事については、「ドライアイス」の概要を参照ください。
凍傷
出典:『Wiktionary』 (2021/07/22 13:42 UTC 版)
名詞
発音(?)
- と↗ーしょー
下位語
翻訳
- ドイツ語: Erfrierung (de) 女性, Frostbeule (de) 女性
- ギリシア語: κρυοπάγημα (el) (kryopágima) 中性
- 英語: frostbite (en)
- オランダ語: bevriezing (nl) 女性
- フィンランド語: paleltuminen (fi), paleltuma (fi), pakkasenpurema (fi)
- フランス語: gelure (fr) 女性
- マレー語: luka beku (ms)
- ポーランド語: odmrożenie (pl) 中性
- ロシア語: обморожение (ru) (obmorožénije) 中性
- スペイン語: congelamiento (es) 男性
- スウェーデン語: köldskada (sv) 通性, förfrysning (sv) 通性
「凍傷」の例文・使い方・用例・文例
- >> 「凍傷」を含む用語の索引
- 凍傷のページへのリンク